付録A.1 アプリケーション作成の流れ
アプリケーションを作成するには,AP作成ウィザードとVisual Basicを使用します。次に,AP作成ウィザードとVisual Basicを使用してアプリケーションを作成する処理の流れについて説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) AP作成ウィザードでの処理
AP作成ウィザードでは,データベースからデータを抽出するための情報(表名,列名,条件など)を設定し,アプリケーションの実行ファイルの作成に必要となるVisual Basicのプロジェクト(*.frm,*.bas,*.vbpなどのファイル)を自動作成します。
AP作成ウィザードでは,表示されるダイアログボックスに従って操作するだけで,データを抽出するための情報設定からVisual Basicのプロジェクトの自動作成までの処理ができます。AP作成ウィザードのダイアログボックスの名称と,各ダイアログボックスで設定する情報の概要を次に示します。
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[ActiveX種別設定]:ActiveXコントロールを選択します。
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[接続先設定]:接続先を設定します。
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[抽出表設定]:データを抽出する表名を設定します。
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[抽出条件設定]:データを抽出する条件を設定します。
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[抽出列設定]:データを抽出する列名を設定します。
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[ソート設定]:抽出列にソートを設定します。
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[集合関数設定]:抽出列に集合関数を設定します。
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[プロジェクト設定]:プロジェクト及びAPの作成を確認します。
(2) VisualBasicでの処理
Visual Basicでは,AP作成ウィザードで作成したプロジェクト(*.frm,*.bas,*.vbpなどのファイル)を編集してアプリケーションの実行ファイル(*.exe)を作成します。