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DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド


8.1.4 配列列を設定するときの規則

VOS3 XDM/RD E2の配列列にデータを追加するときは,次に示す制限があります。

  1. すべての要素にデータを設定してください

    配列列のすべての要素にデータを設定してください。データを設定していない要素があると,更新の実行時にエラーになります。

  2. 列の要素が昇順になるように設定してください

    配列列の要素が昇順になるように設定してください。要素が昇順に並んでいないと,更新の実行時にエラーになります。

  3. 列の要素は続けて設定してください

    配列列の要素は連続して設定してください。要素の途中に配列列以外の列があると,更新の実行時にエラーになります。

    (例)

    下記の表(列Bが配列列)にデータを追加する場合のコーディング例を示します。

    列A

    列B(1)

    列B(2)

    列C

    1

    x

    y

    5

    正しい設定

         :
         AddInsertValue "列A",1
         AddInsertValue "列B(1)","x"
         AddInsertValue "列B(2)","y"
         AddInsertValue "列C",5
         :

    1.に該当する誤り(要素1の列にデータが設定されていません)

         :
         AddInsertValue "列A",1
         AddInsertValue "列B(2)","y"
         AddInsertValue "列C",5
         :

    2.に該当する誤り(要素が降順に設定されています)

         :
         AddInsertValue "列A",1
         AddInsertValue "列B(2)","y"
         AddInsertValue "列B(1)","x"
         AddInsertValue "列C",5
         :

    3.に該当する誤り(要素が連続して設定されていません)

         :
         AddInsertValue "列A",1
         AddInsertValue "列B(1)","x"
         AddInsertValue "列C",5
         AddInsertValue "列B(2)","y"
         :