8.1.1 条件式を設定するときの規則
条件式を設定するときの書式と規則を次に示します。
- 条件式
-
<条件式>:={ <条件><比較演算子><条件> | <述語> }
- 条件
-
<条件>:={ <定数> | <列> | <条件> | <条件><算術演算子><条件> }
- 定数
-
<定数>:={ 数値 | '文字列' }
文字列は「'」(アポストロフィ)で囲んでください。文字列に「'」(アポストロフィ)を含めるときは,アポストロフィを二つ「''」設定してください。
- 列
-
<列>:=[<表>.]"列名"
列名は「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
- 表
-
<表>:=["所有者".]"表名"
所有者と表名は「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
- 算術演算子
-
<算術演算子>:={ + | - | * | / }
- 比較演算子
-
<比較演算子>:={ = | <> | < | > | <= | >= }
- 述語
-
<述語>:={ <列> IS[NOT]NULL |
<列>[NOT]IN (<定数>[,<定数>・・・]) |
<列>[NOT]LIKE <文字パターン> |
<列>[NOT]BETWEEN <定数> AND <定数> }
記号の説明を次に示します。
記号 |
説明 |
---|---|
{ } 波括弧 |
この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択します。 (例){ A | B | C }は,「A,B又はCのどれかを指定する」ことを示します。 |
[] きっ甲 |
この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。 (例)[A.]Bは,「A.Bと指定する」又は「Bを指定する」ことを示します。 |
.. リーダ |
記述を省略していることを示します (例) A,B,...は,「Aの後ろにBを複数指定する」ことを示します。 |
△ 白三角 |
空白を空けることを示します。 (例) A△Bは,「AとBの間に空白を入れる」ことを示します。 |