FileLoadメソッド
機能
手順ファイルから抽出に関係する情報を読み込みます。抽出条件として可変値が使用されている場合は,VariableList.Countプロパティに可変値の個数が返されます。手順ファイルの情報からQueryDefineオブジェクトを生成するには,Convertメソッドを使用します。
形式
Object. FileLoad(FileName) |
パラメタ
-
Object
Catalogオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式です。
-
FileName
ファイル名を,1〜256バイトの文字列で設定します。
使い方
-
ファイル名にパスが含まれていない場合は,カレントディレクトリを仮定します。
-
FileLoadメソッドを発行すると,VariableListオブジェクトの各プロパティの内容が更新されます。
-
ODBC接続の抽出を登録した手順ファイルを設定した場合,動作は保証しません。
-
次に示す手順ファイルを設定した場合,エラーとなります。
-
DBPARTNER/Client 03-00以前のバージョンの手順ファイル
-
表定義を登録した手順ファイル
-
アウタジョインを登録した手順ファイル
-
-
保存,予約,絞り込みを登録した手順ファイルからは,表定義に関する情報は読み込みません。
-
メール連携を登録した手順ファイルからは,メール操作に関する情報は読み込みません。
-
更新用抽出を登録した手順ファイルは,抽出操作として読み込みます。
-
手順ファイルに登録されている情報でも,次に示す情報は読み込みません。
ホスト名称,転送先種別,転送先ファイル名,逐次検索,件数確認,抽出件数の制限,仮想列の名称,更新キー解除,BINARY属性のファイル種別