Exclusiveプロパティ
機能
抽出する表をほかのユーザが使っているときの動作を,文字列で設定します。このプロパティは,値も取得できます。
形式
Object. Exclusive[= String] |
パラメタ
-
Object
QueryDefineオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式です。
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String
排他オプションを,次に示す 0〜64バイトの文字列で設定します。
文字列
内容
長さ0バイトの文字列
"WITH SHARE LOCK"の説明を参照してください。
"WITH SHARE LOCK"
一度検索した内容を,トランザクション終了まで,ほかのユーザからの参照は許しますが,更新は許しません。
"WITH EXCLUSIVE LOCK"
一度検索した内容を,トランザクション終了まで,ほかのユーザからの参照も更新も許しません。
"WITHOUT LOCK WAIT"
一度検索した内容を,トランザクション終了まで,排他制御しません。
"WITHOUT LOCK NOWAIT"
ほかのユーザが更新中のデータでも,更新の完了を待たないで参照して,一度検索した内容をトランザクション終了まで排他制御しません。
"WITH ROLLBACK"
検索の対象になる表をほかのユーザが使っているときは,トランザクションを取り消して無効にします。
使い方
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Exclusiveプロパティの値は,QueryDefine.Executeメソッドを実行するときに使われます。QueryDefine.Executeメソッドを実行した後でExclusiveプロパティの値を変更しても,QueryDefine.Executeメソッドの結果を変えることはできません。
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このプロパティは,使えるデータベースに制限があります。データベースの制限については,「8.3 データベースと使えるプロパティ/メソッド」を参照してください。