Hitachi

DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド


5.6.1 エラーメッセージに付くODBC関数のプレフィックス

データソースのエラーのときは,DBPARTNER ODBC Driverはサーバから返ってきたエラーメッセージを表示します。

ODBCドライバが検出したエラーのときは,SQLSTATEに関連付けてあるテキストを表示します。

ODBC関数のエラーメッセージの形式を次に示します。

[vender][ODBC-component][data-source]error-message

[ ]内の値は,エラー元を識別できるように表示されます。

DBPARTNER ODBC Driverが返すプレフィックスの一覧を表5-27に示します。

表5‒27 DBPARTNER ODBC Driverが返すプレフィックスの一覧

ODBCドライバ

の種別

エラー元

プレフィックスに設定される値

[vender]

[ODBC-component]

[data-source]

DABroker

ドライバ

DABrokerドライバ

[HITACHI]

[DBPARTNER]

DABroker

[HITACHI]

[DBPARTNER]

[DABroker]

Database Connection Server

[HITACHI]

[DBPARTNER]

[DBS]

データベース

[HITACHI]

[DBPARTNER]

[HiRDB]又は

[ORACLE]

エラーになったサーバ側のプログラムが不明

[HITACHI]

[DBPARTNER]

[SERVER_UNKNOWN]

注※

DBPARTNER ODBC Driver for DABrokerを使ってRDA Link for Gateway経由又はVOS3 Database Connection Server経由でアクセスできるメインフレーム系データベースでのエラーのとき,及びDABrokerのODBC3.0経由で接続するMicrosoft SQL Server又はSybase Adaptive Server Anywhereでのエラーのときは,[data-source]にはデータベース固有の値でなく,各サーバプログラムの値([DABroker],[DBS])が表示されます。