Hitachi

DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド


5.4.1 DABrokerドライバの場合に,各データベースで使える機能

DABrokerドライバ(DBPARTNER/Serverドライバ)の場合に,各データベースで使える機能を表5-20〜表5-22に示します。

表5-20〜表5-22で使用している略号,及び凡例の意味は次のとおりです。また,表の中で※印で示している注意事項については,この項の末尾にまとめて記述しています。

(略号)

HiR:HiRDBのことです。

ORA:ORACLEのことです。

SQL:SQL Serverのことです。

Adap:Adaptive Server Anywhereのことです。

RDB1:RDB1 E2のことです。

RDB編成:RDB編成ファイルのことです。

RD:XDM/RD E2のことです。

SD:XDM/SD E2のことです。

PDM:PDMII E2のことです。

KSP:VOSKスプールファイルのことです。

RDA(経由):RDA Link for Gatewayのことです。

DBS(経由,直結):Database Connection Serverのことです。

(凡例)

○:データベースで使えます。

×:データベースで使えません。

−:データベースに機能がありません。

表5‒20 データベースで使える機能(1)

機能

HiR

ORA

SQL

Adap

RDA経由

RD

RDB1

RDB編成

スペシャルカラム情報の取得

インデクス情報の取得

日付,時刻データ型の使用

※1

※2

※3

繰り返し列の使用

×

×

×

×

配列列の使用

×

×

×

表ヘッダ,列ヘッダの取得※4

×

非同期処理

LIKEのエスケープ文字の使用

×

×

×

×

×

×

×

更新行数の取得

LOGINタイムアウト時間設定

×

×

×

×

×

×

×

日本語データ型の使用

※5

※5

※5

※5

定義系SQLの実行

※6

×

×

外部結合エスケープ処理

※7

表5‒21 データベースで使える機能(2)

機能

DABroker経由

RD

SD

RDB編成

PDM

RDB1

KSP

スペシャルカラム情報の取得

インデクス情報の取得

日付,時刻データの使用

※3

繰り返し列の使用

配列列の使用

×

表ヘッダ,列ヘッダの取得※4

非同期処理

LIKEエスケープ文字の使用

×

×

×

更新行数の取得

LOGINタイムアウト時間設定

×

×

×

×

×

×

日本語データ型の使用※5

定義系SQLの実行

※6

×

×

×

×

外部結合エスケープ処理

※7

表5‒22 データベースで使える機能(3)

機能

DBS直結

RD

SD

RDB編成

PDM

RDB1

KSP

スペシャルカラム情報の取得

インデクス情報の取得

日付,時刻データの使用

※3

繰り返し列の使用

配列列の使用

×

表ヘッダ,列ヘッダの取得※4

非同期処理

LIKEエスケープ文字の使用

×

×

×

更新行数の取得

LOGINタイムアウト時間設定

×

×

×

×

×

×

日本語データ型の使用※5

定義系SQLの実行

※6

×

×

×

×

外部結合エスケープ処理

※7

注※1

INTERVAL YEAR TO DAYとINTERVAL HOUR TO SECONDは使えません。

注※2

TIMESTAMPは使えます。

注※3

XDM/RD E2 01-02以降の場合,日付データ型は使えます。時刻データ型は使えません。

注※4

XDM/RD E2の場合は,取得するかしないかを接続先定義ファイルのパラメタで指定します。XDM/RD E2以外の場合は,アプリケーションにはNULLを返します。

注※5

「DBPARTNER2 ClientとDBPARTNER/Serverドライバ」を使っているときは,データベースのデータ型がそのまま通知されます。それ以外のときは,アプリケーションに固定長文字列(CHAR),可変長文字列(VARCHAR),可変長長文字列(LONG VARCHAR)として通知されます。

注※6

定義系SQLのうち,CREATE TABLEを実行できます。

注※7

XDM/RD E2 02-00以降の場合だけ使えます。