Cancelメソッド(CancelExメソッド)
機能
サーバプログラムに対して実行中の処理をキャンセルします。
ビジュアル開発ツールの仕様によっては,メソッド名を「Cancel」と記述するとエラーになることがあります。このときは,メソッド名を「CancelEx」と記述してください。
形式
Object. Cancel 又は Object. CancelEx |
パラメタ
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Object
DBPARTNERオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式です。
使い方
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Cancelメソッドが有効になる範囲を次に示します。
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SQLDirect.ExecuteメソッドでSelect文関連のSQL文を実行してから処理が終了するまで。
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QueryDefine.Executeメソッドを実行してから処理が終了するまで。
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1回目のResult.Getメソッドを実行してから処理が終了するまで。ただし,1回目のResult.Getメソッドを発行する直前にCancelメソッドが発行されている場合,Result.Getメソッドの処理をキャンセルします。
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TableList.Getメソッドを実行してから処理が終了するまで。
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ColumnList.Getメソッドを実行してから処理が終了するまで。
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QueryDefine.QueryCountメソッドを実行してから処理が終了するまで。
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UpdateDefine.Executeメソッドを実行してから処理が終了するまで。
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中断する前に取得していたデータは,削除されます。
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中断した処理の結果は保証されません。
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UpdateDefine.UpdateModeプロパティにdbpVariableを設定しているときは,Cancelメソッドは使えません。
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Result.SaveToFileメソッド,Result.CopyToClipboardメソッドでファイル又はクリップボードにデータを出力中にCancelメソッドを実行すると,キャンセルしたデータまでをファイル又はクリップボードに出力されます。
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AP開発ツールの仕様によっては,Cancelメソッドを記述するとエラーが発生することがあります。この場合,「CancelEx」と記述してください。