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DBPARTNER2 Client 操作ガイド


1.2.1 Windowsの画面を操作してデータベースにアクセスできます

DBPARTNER2を操作するときは,Windowsの画面に表示されるメニューを選んで,データベースにアクセスできます。このとき,SQL文を記述する必要はありません。DBPARTNER2のGUIを操作するだけでアクセスできます。

DBPARTNER2で抽出したデータは,アプリケーション間で転送できます。そのため,DBPARTNER2で抽出したデータを表計算ソフト(Excel,OFIS/POL for Windowsなど)に転送して編集できます。転送できるデータの形式については,「1.4 DBPARTNER2とサーバを接続する形態」にある適用範囲の記述を参照してください。

DBPARTNER2と表計算ソフトとの連携を図1-2に示します。

図1‒2 DBPARTNER2と表計算ソフトとの連携

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 抽出する条件を付けて,効率良くデータを抽出できます

DBPARTNER2で提供するGUIでは,列や条件を設定してデータを抽出したり,対象データが大量だったときに再び条件を設定して絞り込んだりできます。また,使い慣れた表名や列名を使って操作できます(見出し辞書)。

(2) データベースのデータを更新できます

DBPARTNER2のクライアントPCから,データベースのデータを更新できます。抽出したデータを編集して,その編集したデータをデータベースに反映します。

(3) DBPARTNER2の操作をファイルに登録して,定型業務として実行できます

DBPARTNER2を使ったデータの抽出では,設定した表名や条件などを登録しておけます。設定した内容を登録しておくファイルを手順ファイルといいます。毎日同じ表から同じ条件でデータを抽出するときに手順ファイルを使うと,作業効率が上がります。

手順ファイルに登録した内容を,一部変更して実行することもできます。

定型業務で手順ファイルを利用した抽出の実行例を図1-3に示します。

図1‒3 手順ファイルを利用した定型業務の実行例

[図データ]