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DBPARTNER2 Client 操作ガイド


1.1 DBPARTNER2の概要

DBPARTNER2とは,クライアントPCからサーバのデータベースにアクセスできるようにする製品です。DBPARTNER2を使うと,サーバのデータベースからデータを取り出したり,データベースのデータを更新したりできます。

DBPARTNER2に関連する製品を表1-1に示します。

このマニュアルでは,DBPARTNER2 Client,及びDBPARTNER ODBC Driverについて説明します。

表1‒1 DBPARTNER2に関連する製品

DBPARTNER2の関連製品

機能

DBPARTNER2

データベースにアクセスする,次に示す製品の総称です。

DBPARTNER2 Client

WindowsのGUIでデータベースにアクセスする製品です。

Visual Basicなどのビジュアル開発ツールでアプリケーションを開発できるように,ActiveXコントロールのオブジェクトも提供しています。

DBPARTNER2 ClientのActiveXコントロールの使い方については,マニュアル「DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド」を参照してください。

DBPARTNER ODBC Driver

クライアントPCからデータベースに,ODBC接続で通信できるようにする製品です。

注※

DBPARTNER2は,複数の製品を統合しています。製品は,必要に応じてクライアントPCにインストールします。DBPARTNER2のインストールとDBPARTNER2の各製品の概要については,「2.2 DBPARTNER2のインストール」を参照してください。

DBPARTNER2の関連製品を使ったデータベースへのアクセスを図1-1に示します。

図1‒1 DBPARTNER2の関連製品を使ったデータベースへのアクセス

[図データ]

DBPARTNER2からサーバのデータベースへのアクセスを仲介するプログラムのことを,サーバプログラムといいます。サーバプログラムは,データベースがあるシステムに必要です。クライアントPCとサーバの接続形態とサーバプログラムの関係については,「1.4 DBPARTNER2とサーバを接続する形態」を参照してください。