3.9.1 コネクションマルチ定義ファイルの作成
Database Connection Server経由でメインフレーム系データベースに接続する場合,コネクションマルチ定義ファイルで,コネクションマルチ名を定義します。コネクションマルチ定義ファイルは,インストール時に提供されるサンプルを使用して作成します。
表3-11に,使用するファイルとファイルの格納先を示します。
使用するサンプルファイル |
コネクションマルチ定義ファイル格納先 |
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/opt/DABroker/sample/damconenv |
DABroker運用ディレクトリ/conf |
コネクションマルチ定義ファイルの作成手順を次に示します。
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サンプルファイルを,表3-11に示したコネクションマルチ定義ファイルの格納先へコピーする。
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コピー先ファイルの設定項目の標準値を必要に応じて変更する。また,値が設定されていない項目には値を入力する。
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ファイルを保存する。
- 〈この項の構成〉
(1) ファイル作成時の注意事項
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大文字と小文字は区別します。
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定義名称は,255文字まで指定できます。
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定義名称に2バイト文字,及び半角の片仮名は使用しないでください。
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「=」の前後に空白文字,又はタブコードを入れないでください。入れた場合はエラーとなります。
- (エラーの例)
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DABTMP = /tmp/dab
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「#」以降は,コメントとして扱います。
(2) 作成したファイルの変更
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作成したコネクションマルチ定義ファイルの内容の変更は,DABroker,及びコネクションマルチ機能が起動していない時に行ってください。