Hitachi

DABroker


1.2.3 アクセスできるデータベースの種類が豊富

DABrokerは,次のDBMS及びリモートデータベースアクセス用プログラムに対応するインタフェースを提供します。

DABrokerは,リレーショナルデータベースだけではなく,オブジェクトリレーショナルデータベースやメインフレーム環境のデータベースへのアクセスをサポートします。

アプリケーション開発で使用するインタフェースによって,アクセスできるデータベースが異なります。アクセスできるデータベースについては,次の各マニュアルを参照してください。

各プログラムによってアクセスできるデータベースには次の制限があります。

HITSENSER5からアクセスできるデータベースについては,HITSENSER5のマニュアルを参照してください。

〈この項の構成〉

(1) リレーショナルデータベース(RDBMS)及びオブジェクトリレーショナルデータベース(ORDBMS)のサポート

DABrokerでは,RDBMS(Relational DBMS)の,ORACLE,HiRDB,SQL Anywhere,Adaptive Server Anywhere,及びSQL Serverへのアクセスをサポートします。

(2) メインフレーム系データベースのサポート

DABrokerは,メインフレーム系データベースへのアクセスもサポートします。メインフレーム系データベースへのアクセスには,リモートデータベースへのアクセスを実現するRDA Link for Gateway,又はDatabase Connection Serverを使用します。

(a) RDA Link for Gatewayを使ったデータベースアクセス

RDA Link for Gatewayでアクセスできるデータベースは,次のとおりです。

  • VOS3 XDM/RD

  • VOSK SQL/K※1

  • VOS1 RDB1 E2※2

注※1

このマニュアルでは,VOSK RDB編成ファイルをVOSK SQL/Kと表記しています。VOSK RDB編成ファイルを使用する場合は,VOSK SQL/Kが前提となります。

注※2

Windows,及びSolarisの場合,VOS1 RDB1 E2を使用できます(HP-UXの場合はVOS1 RDB1 E2を使用できません)。

(b) Database Connection Serverを使ったデータベースアクセス

Database Connection Serverを使ってアクセスできるデータベースは,次のとおりです。

  • VOS3 XDM/RD

  • VOS3 XDM/SD

  • VOSK SQL/K

  • VOS1 PDMII E2

  • VOS1 RDB1 E2

  • VOSK スプールファイル

使用するアプリケーション開発用インタフェースによって,アクセスできるデータベースが異なります。詳細については,各DABroker関連製品,DBPARTNERのマニュアルを参照してください。