Hitachi

DABroker


1.1.2 複数DBMSでの共通インタフェースを提供

DBMSが提供するアプリケーション開発用インタフェースは,DBMSごとに異なります。通常,複数のDBMSにアクセスする場合,それぞれのインタフェースに合わせたアプリケーションをDBMSごとに開発する必要があります。

DABrokerは,複数の異なるDBMSのアプリケーション開発用インタフェースを共通化しています。そのため,DABrokerを使用すると,データベースごとのアプリケーション開発用インタフェースの違いを意識することなく,複数のデータベースにアクセスするアプリケーションを開発できます。

ただし,DABrokerのアプリケーション開発用インタフェースを使っても,実行するSQL文の仕様は,各DBMSに依存します。

図1‒1 DABrokerのインタフェースを使用したアプリケーション開発

[図データ]