Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで
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この手順で確認することは,作業の目的によって次のとおり異なります。
- 通常の運用の場合
テーブルの再編成を実施したら,データベースの状態を確認してRDエリアの拡張要否を判断します。
- 業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合
拡張時の見積もりに必要な,現在のRDエリアのセグメント数を確認します。
この作業で使用するコマンドは,データベース管理者権限を持つユーザで実行してください。データベースの状態を確認する手順を次に示します。
- 次のコマンドを実行して,データベースの操作に必要な環境変数を設定します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\nppdntcmd
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以降の手順でコマンドを実行する場合は,この手順で使用したコマンドプロンプトを使用してください。
- 次のコマンドを実行して,データベースの状態を確認します。
pddbst -r LOB_CONTENTS01 -k phys -f -u 認可識別子 -p パスワード
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可変値
- 認可識別子
- データベース管理者権限を持つユーザ名を指定します。
- ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.user.idプロパティに指定したユーザ名です。デフォルト値は「ADMIN」です。
- パスワード
- 認可識別子のパスワードを指定します。
- ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.user.passwordプロパティに指定したパスワードです。デフォルト値は「UCNPPASS」です。
戻り値
- 0:正常終了
- 4:警告終了(指定不正,または解析処理スキップ)
- 8:異常終了
コマンド実行例
pddbst -r LOB_CONTENTS01 -k phys -f -u ADMIN -p UCNPPASS
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ここからは,作業の目的によって手順が異なります。通常の運用の場合と,業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合に分けて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 通常の運用の場合
- (2) 業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合
(1) 通常の運用の場合
- コマンドの実行結果を基に,RDエリアの拡張要否を判断します。
コマンドの実行結果の例を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU050200.GIF)
コマンドの実行結果に表示される[ ]で囲まれた番号の意味は次のとおりです。
[1]:RDエリア名
[2]:セグメント使用率
[3]:使用中のセグメント数
[4]:RDエリア中のセグメント数の合計
この例の赤い枠で囲んだ部分で,RDエリアのセグメント使用率を確認します。RDエリアのセグメント使用率が70%未満の場合,データベースの状態に問題はありません。70%以上の場合,次の手順へ進んでください。
- 不要な業務コンテンツを削除します。
検索機能を使用する場合,業務コンテンツを削除したあとに検索用データを更新する必要があります。検索用データを更新する方法については,「6.8 検索用データの更新」を参照してください。
- 再度テーブルを再編成し,データベースの状態を確認します。
それでもセグメント使用率が70%以上になる場合は,RDエリアの拡張が必要です。
RDエリアを拡張する必要がない場合,J2EEサーバを起動して通常稼働を再開します。RDエリアを拡張する必要がある場合,「5.3.3 RDエリアの拡張」に進んでください。
J2EEサーバを起動する手順を次に示します。
- Cosminexus Management Serverを起動します。
- 次のURLにアクセスして,Cosminexus Management Serverにログインします。
http://ホスト名:ポート番号/mngsvr/
- ホスト名
- マシンのホスト名またはIPアドレスを指定します。
- ポート番号
- Cosminexus Management Serverが使用するポート番号を指定します。このマニュアルの手順どおりにセットアップした環境では,「28080」です。
なお,このマニュアルの手順どおりにセットアップした環境では,ログイン時に入力する管理ユーザIDが「admin」,パスワードが「ucnppass」です。
- [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[ナビゲーション プラットフォームのJ2EEサーバ名]をクリックし,[起動/停止]タブを表示します。
- [起動]ボタンをクリックします。
J2EEサーバが起動します。
(2) 業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合
- コマンドの実行結果を基に,RDエリアのセグメント数を確認します。
コマンドの実行結果の例を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU050250.GIF)
コマンドの実行結果に表示される[ ]で囲まれた番号の意味は次のとおりです。
[1]:RDエリア名
[2]:セグメント使用率
[3]:使用中のセグメント数
[4]:RDエリア中のセグメント数の合計
この例の赤い枠で囲んだ部分で,現在のRDエリアのセグメント数を確認します。ここで確認した値を基に,拡張する規模を算出してRDエリアを拡張します。
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