ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド

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4.4.13 リレーション参照

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) オペランド
(4) 構文規則
(5) 注意事項
(6) 使用例

(1) 形式

リレーション参照::={<リレーション名>
                   |<ストリーム名>'['<ウィンドウ指定>']'}
                   〔▲AS▲<相関名>〕

(2) 機能

検索するリレーションを指定します。リレーション参照は,FROM句で指定します。

(3) オペランド

リレーション名

検索するリレーションの名称を指定します。

リレーション名に指定できるのは,問い合わせ結果をストリーム句でストリーム化しないで取得した場合のクエリ名です。

ストリーム名

検索するストリームの名称を指定します。

ストリーム名に指定できるのは,問い合わせ結果をストリーム句でストリーム化して取得した場合のクエリ名です。

<ウィンドウ指定>

ウィンドウ指定については,「4.4.14 ウィンドウ指定」を参照してください。

<相関名>

リレーション参照の名称が長く複雑である場合,別名として指定します。名称は名前の規則に従います。名前の規則の詳細については,「3.2.4 名前の指定」を参照してください。

相関名には,一つのSELECT句中に指定したほかの相関名と同じ名称は指定できません。また,ほかの表識別子と同じ名称も指定できません。表識別子については,「3.2.5 名前の修飾」を参照してください。

(4) 構文規則

(5) 注意事項

ありません。

(6) 使用例

リレーションs1の列aおよびbのデータを出力します。下線部がリレーション参照の部分です。

REGISTER QUERY q1 SELECT s1.a, s1.b FROM s1[ROWS 100];