ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド

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4.4.7 GROUP BY句

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) オペランド
(4) 構文規則
(5) 注意事項
(6) 使用例

(1) 形式

GROUP BY句::=GROUP▲BY▲<列指定リスト>

(2) 機能

直前に指定する句によって取得されるリレーション中の列(グループ化列)を指定します。指定したグループ化列でグルーピングが実行されます。

グルーピングでは,GROUP BY句で指定した列の値が同一の行をグルーピングして,グループ単位に1行にまとめて出力します。

(3) オペランド

<列指定リスト>

列指定リストの指定については,「4.4.12 列指定リスト」を参照してください。

列指定リストに指定する列指定は,同じ列指定を重複して指定できません。また,先行するFROM句のリレーション参照が一つの場合,列指定リストには列名だけを指定します。FROM句のリレーション参照が複数の場合,列指定リストに指定する各列名は,データ識別子と列名を指定して,一意にしなければいけません。

(4) 構文規則

ありません。

(5) 注意事項

リレーション式にGROUP BY句を指定した場合,SELECT句中の選択式にはGROUP BY句で指定された要素(グループ化列の名称)以外の列指定または列名を一次子とする値式は指定できません。

(6) 使用例

リレーションs1の列b,cをグループ化し,列a,b,cのデータを出力します。下線部がGROUP BY句の部分です。

REGISTER QUERY q1 SELECT s1.b,s1.c
                  FROM s1[ROWS 100] GROUP BY s1.b,s1.c;