クエリは，CQLを使用して定義します。CQLは，次の項目（基本項目）を組み合わせて処理を記述します。

• キーワード
• 数値
• 区切り文字
• 名前
• 定数

キーワードは，「SELECT」や「WHERE」のように，データ処理のための機能を示す文字列です。キーワードに対して，処理対象や処理範囲などを定義するために指定する数値，区切り文字，名前，定数などは，オペランドといいます。

これらの基本項目を指定する場合は，使用できる文字，データ型などに留意する必要があります。

ここでは，CQLでクエリを定義する際の，基本項目の記述形式および使用できる文字について説明します。また，以降のCQLの文法説明で使用する記号についても説明します。

＜この節の構成＞

3.1.1　CQLの記述形式

3.1.2　CQLで使用できる文字

3.1.3　CQL文法説明で使用する記号