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5.4.3 定義ファイルの構成

定義ファイルは,二つのセクションとセクションを構成する幾つかのエントリで構成されます。

定義ファイルのセクションの機能概要を次に示します。

表5-7 定義ファイルのセクションと機能概要

セクション名 機能概要
ClassNameDefinition ユーザが追加するクラスや入力データで使用するクラスを定義する。
PropNameDefinition ユーザが追加するプロパティや入力データで使用するプロパティを定義する。
<この項の構成>
(1) ClassNameDefinitionセクション
(2) PropNameDefinitionセクション

(1) ClassNameDefinitionセクション

機能
制御ファイルのDataMappingセクションおよび入力データファイルに記述するクラスIDに対応するクラス名を定義するセクションです。

指定形式
エントリは定義するクラスごとに次の形式で記述します。
 
 クラス名 = GUID値
 

指定規則
  • クラスIDに記述される英大文字のA〜Fと英小文字のa〜fは同一と扱います。
  • 左辺にクラス名(xxxx),右辺にクラス名に対するクラスIDのGUID値を記述し,左辺と右辺の関連を「=」で記述してください。
  • クラス名(xxxx)は128バイト以内で記述します。先頭が「**」で始まる名称は指定できません。
  • クラス名(xxxx)には,「@」,「=」,「,」,「.」および半角空白文字は使用できません。
  • 同じdmaClass_ConfigurationHistoryクラスに混在する複数の種類のオブジェクトに対してオブジェクトエクスポートを実行する場合,オブジェクトの種類ごとにクラス名を分けて記述できます。
  • ClassNameDefinitionセクションの記述形式を示します。
 
  xxxx=GUID値
 

(2) PropNameDefinitionセクション

機能
制御ファイルのDataMappingセクションおよび入力データファイルで記述するプロパティIDに対するプロパティ名を指定するセクションです。

指定形式
PropNameDefinitionセクションの記述形式を示します。
 
  yyyy = GUID値
 

指定規則
  • プロパティIDに記述される英大文字のA〜Fと英小文字のa〜fは同一と扱います。
  • 左辺にプロパティ名(yyyy),右辺にプロパティ名に対するプロパティIDのGUID値を記述し,左辺と右辺の関連を「=」で記述してください。
  • プロパティ名(yyyy)は128バイト以内で記述します。先頭が「**」で始まる名称は指定できません。
  • プロパティ名(yyyy)には,「@」,「=」,「,」,「.」および半角空白文字は使用できません。