uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3
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制御ファイルおよび定義ファイルは,幾つかのセクションとセクションを構成するエントリで構成されます。セクション名およびエントリ名は英字の大文字,小文字を区別します。したがって,セクション名およびエントリ名は各ファイルの説明に記述してあるとおりの文字列を記述してください。
- <この項の構成>
- (1) セクション
- (2) エントリ
- (3) パスの指定方法
- (4) その他
セクションを記述する場合は,次の文法に従います。
- セクション名は角括弧([ ])で囲みます。
- 角括弧とセクション名の間には,半角空白(0x20)およびタブ(0x09)以外の文字を入れないでください。
セクションを構成するエントリを記述する場合は,次の文法に従います。
- エントリは「エントリ=値」の形式で,1行で記述します。
- 「=」の前後には,半角空白(0x20)およびタブ(0x09)を挿入できます。
- 行間区切り文字は,<EOF>,<CR>,<LF>,<CR>+<LF>です。
- 1行は,半角空白および行間区切り文字を含めて2,048バイト以内で記述します。
パスは,次の規則に従って指定してください。パスとは,ディレクトリ名の文字列にファイル名の文字列を追加した文字列を表します。
(a) UNIXの場合
- 指定規則
- 指定できる文字列は,UNIXで作成できるディレクトリ名やファイル名の文字列です。
- ディレクトリの区切り文字には,「/」を使用します。
- 指定できるパスの長さは255バイト以内です。パス名は大文字と小文字を区別して記述してください。
- パスは,ディレクトリ名の先頭文字がディレクトリ指定文字のスラント(/)で始まる場合は絶対パス,それ以外の文字で始まる場合は相対パスとみなされます。
- パスに特殊文字を含む場合は,必ず引用符(")でパスを囲んでください。
- 特殊文字の定義はUNIXに従います。例えば,空白を含むディレクトリ名を作成する場合は,ディレクトリ作成コマンドに続いてディレクトリ名を引用符(")で囲みます。このようにUNIXで扱える文字のうちで,引用符(")で囲んで扱う必要のある文字を特殊文字にします。
- 指定例
- パスの指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu040020.gif)
(b) Windowsの場合
- 指定規則
- 指定できる文字列は,Windowsで作成できるディレクトリ名やファイル名の文字列です。
- ディレクトリの区切り文字には,「\」を使用します。
- 指定できるパスの長さは255バイトです。大文字と小文字は区別されません。
- パスは,ディレクトリ名が「<ドライブ指定文字>:」で始まる場合は絶対パス,それ以外の文字で始まる場合は相対パスとみなされます。
- パスに特殊文字を含める場合は,必ず引用符(")でパスを囲んでください。
- 特殊文字の定義はWindowsでの定義に従います。例えば,空白を含むディレクトリ名を作成する場合は,ディレクトリ作成コマンドに続いてディレクトリ名を引用符(")で囲みます。このようにWindowsで扱える文字のうちで,引用符(")で囲んで扱う必要のある文字を特殊文字にします。
- 指定例
- パスの指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu040030.gif)
- 先頭1カラムがシャープ(#)の行はコメント行になります。
- 引用符(")で囲んだ文字列中にカラム間区切り文字が含まれている場合,カラム間区切り文字として設定する文字と引用符(")の間に空白およびタブを記述しないでください。コンマ(,)をカラム間区切り文字に設定している場合の指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu040040.gif)
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