クライアントアプリケーションがインタフェース上のメソッドを呼び出すには,まずbindメソッドでオブジェクトリファレンスを取得しなければなりません。
クライアントアプリケーションがbindメソッドを呼び出すと,VisiBroker ORBはアプリケーションの代わりに幾つかの機能を実行します。
- VisiBroker ORBはosagentにコンタクトして,要求されたインタフェースを提供しているオブジェクトサーバを探索します。オブジェクト名とホスト名(またはIPアドレス)が指定されていれば,これらはディレクトリサービス検索をさらに限定するために使用されます。
- オブジェクトインプリメンテーションが探索されると,VisiBroker ORBは探索されたオブジェクトインプリメンテーションとクライアントアプリケーション間のコネクションを設定しようとします。
- コネクションの設定に成功すると,VisiBroker ORBは必要に応じてプロキシオブジェクトを生成し,そのオブジェクトにリファレンスを返します。
- 注
- VisiBroker ORBは個別のプロセスではありません。VisiBroker ORBはクラスとほかのリソースの集まりであり,これによってクライアントとサーバ間で通信できるようになります。
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