Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド
スマートファインダ(osfind)コマンドは,スマートエージェント(osagent)と連携して,現在ネットワーク上で使用可能な次の情報を報告します。
接続したスマートエージェントが保持する情報が使用できないスマートエージェントの場合には,ObjLocation::Fail例外を表示します。
osfindコマンドの構文は次のとおりです。
osfind [options]
osfindコマンドでは表12-2に示すオプションが有効です。オプションを指定しないと,osfindはドメイン内のすべてのエージェント,OAD,およびインプリメンテーションをリスト表示します。
オプション | 説明 |
---|---|
-a | ドメイン内のすべてのスマートエージェントをリスト表示します。 |
-b | VisiBroker 2.0と下位互換性のあるosfind機能を使用します。 |
-d | ドットを含む数値アドレスでホスト名を出力します。 |
-f <agent address filename> | ファイルに指定されたホストで実行されているスマートエージェントを問い合わせます。このファイルには,1行につき一つのIPアドレス,または完全に修飾されたホスト名があります。すべてのスマートエージェントを報告する場合にこのファイルは使用されないことに注意してください。このファイルはオブジェクトインプリメンテーションとサービスの報告時だけに使用されます。 |
-g | オブジェクトがあるかどうかを確認します。このオプションを指定してコマンドを実行するとシステムのロードが大きく遅れる原因となる場合があります。BY_INSTANCEを登録したオブジェクトだけについて,その有無が確認されます。 OADに登録されたオブジェクト,またはBY_POAポリシーを登録したオブジェクトについては,その有無の確認は行われません。 |
-h,-help,-usage,-? | このオプションのヘルプ情報を出力します。 |
-o | ドメイン内のすべてのOADをリスト表示します。 |
-C | 終了する前にポーズします。コマンドの実行完了と同時に終了してしまうようなWindowsのコンソールで使用すると,コンソールがポーズするため終了しなくなります。 |
コードサンプル12-7は,osfindコマンドの出力例を示しています。
prompt>osfind osfind: Found one agent at port 14000 HOST: HostA osfind: Found 1 OADs in your domain HOST: HostA osfind: Following are the list of Implementations registered with OADs. HOST: HostA REPOSITORY ID: IDL:Bank/Account:1.0 OBJECT NAME: Jack B. Quick osfind: Following are the list of Implementations started manually. HOST: HostA REPOSITORY ID: IDL:visigenic.com/Activation/OAD:1.0 OBJECT NAME: 172.17.113.31
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