Hitachi Web Server
Hitachi Web Serverをサービスとして実行する場合のユーザアカウントは,インストール時点では"LocalSystem"です。Hitachi Web Serverは,CGIプログラム,API接続モジュールを含め,このユーザアカウントで実行されます。
ここでは,さまざまな権限が与えられたグループには所属しないで,Webサーバの動作に必要な権限だけが設定された一般ユーザアカウントで運用する方法について説明します。
Hitachi Web Serverサービスを起動する一般ユーザアカウントを作成する方法について説明します。
新規作成した一般ユーザアカウントは,デフォルトではグループの設定が付加されています。次の手順に従って,グループの設定を削除してください。
新規作成した一般ユーザアカウントに,ユーザ権利を割り当てる方法について説明します。
[サービスとしてログオン]の権限を明示的に設定しない場合でも,サービスのログオンアカウントを変更した一般ユーザアカウントには,権限が自動的に付加されます。サービスのログオンアカウントの変更については,「(3) サービスのログオンアカウントの変更」を参照してください。
Hitachi Web Serverサービスのログオンアカウントを一般ユーザアカウントに変更する方法について説明します。
Hitachi Web Serverがアクセスするディレクトリおよびファイルのアクセス権限に,作成した一般ユーザアカウントのフルコントロール権限を追加してください。
サービス起動権限を持つユーザアカウントでHitachi Web Serverサービスを起動してください。一般ユーザアカウントには,サービス起動権限はありません。
hwstraceinfoユティリティを使用する場合は,「(3) サービスのログオンアカウントの変更」で指定した一般ユーザアカウントで実行してください。Administrators権限を持つユーザアカウントでは実行できません。なお,Windows 7,Windows Vista,Windows Server 2008 R2およびWindows Server 2008の場合は,hwstraceinfo.exe.manifestファイルを一時的に別名で保存してから,「(3) サービスのログオンアカウントの変更」で指定した一般ユーザアカウントで実行してください。hwstraceinfoユティリティを実行したあと,hwstraceinfo.exe.manifestファイル名を元に戻してください。
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