Hitachi Web Server
Hitachi Web Serverをインストールすると,"Hitachi Web Server"という名称のサービスとしてシステムに登録されます。このとき,手動起動するサービスとして登録されるため,システム起動時には自動起動されません。
Hitachi Web Serverを起動,停止および再起動するには,次の方法があります。
Hitachi Web Serverをサービスとして実行する場合のユーザアカウントは,インストール時点では"LocalSystem"です。Hitachi Web Serverは,CGIプログラム,API接続モジュールを含め,このユーザアカウントで実行されます。それ以外のユーザアカウントで実行したい場合は,「3.4.2 一般ユーザアカウントによる運用」を参照してください。
[スタート]-[プログラム]-[Hitachi Web Server]メニューのショートカットから,起動する場合は「サーバ起動」,停止する場合は「サーバ停止」,再起動する場合は「サーバ再起動」を選択して実行できます。
なお,uCosminexus Application Serverとしてインストールした場合は,[スタート]-[プログラム]-[Cosminexus]-[Hitachi Web Server]メニューのショートカットになります。
コントロールパネルからサービス画面を表示し,次に「Hitachi Web Server」を選択して,起動する場合は「開始(S)」ボタン,停止する場合は「停止(T)」ボタンを押します。サービス画面からの再起動はできません。
コマンドプロンプトからhttpsdコマンドを入力します。httpsdコマンドについて次に説明します。
"インストール先ディレクトリ\httpsd.exe" 〔〔-d ディレクトリ〕〔-f ファイル名〕〔〔-n "サービス名"〕 〔-k {start | stop | restart | gracefulstop | install | uninstall}〕〕| -v | -t 〕 |
Hitachi Web Serverでは,Windows 7,Widnows Vista,Windows XP Professional,Windows Server 2008 R2,Windows Server 2008,Windows Server 2003 R2,およびWindows Server 2003のターミナルサービス機能を利用して,サーバマシン上にあるHitachi Web Serverの起動・停止,ユティリティの実行などの操作をリモートマシンから実行できます。ただし,サーバマシンがWindows Server 2003の場合,クライアントプログラムはサーバマシンのコンソールセション(セション0)に接続している必要があります。
ターミナルサービスの操作については,OSのマニュアルを参照してください。
スタートメニューまたはコントロールパネルからの停止,コマンドプロンプトからの-k stopオプションによる停止時に,サーバスレッドが実行中の場合には,実行終了を最大30秒間待った後に停止します。
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