JP1/ServerConductor/Deployment Manager

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3.4 ディスク構成チェック

DPMが提供するディスク構成チェック機能を使うと,ターゲットのコンピュータのHDD構成(HDDの台数やパーティション構成)を確認することができます。

(確認ができる項目)
  • HDDの台数
  • パーティション構成(ファイルシステム,パーティションサイズ)
  • ディスク管理方式(ベーシック/ダイナミック/GPT)
  • バックアップ/リストア時に指定するディスク番号,パーティション番号

【重要!】
  • バックアップ/リストアを実行する際には,本機能にて対象となるHDDのディスク番号を確認し,バックアップ/リストアシナリオのディスク番号に適切な値を指定してください。
  • ディスクビューアのデフォルトの設定では,隠しパーティションがすべて表示されません。したがって管理対象コンピュータ上のOSで表示されるパーティション構成とディスクビューアで表示されるパーティション構成が異なる場合があります。
  • ディスクビューアで表示されるディスクサイズ,パーティションサイズと管理対象コンピュータで表示されるディスクサイズ,パーティションサイズでは誤差が生じる場合があります。

【注意!】
  • パーティション未作成のベーシックディスクをダイナミックディスクに変換したディスクに対してディスク構成チェックシナリオを実行すると,ディスクビューアでは0GBのベーシックディスクと表示されます。
  • ディスク構成チェックシナリオで確認できるディスク構成およびパーティション構成についてはバックアップ/リストア同様の制限がございます。詳細は,「2.4 バックアップ/リストア」を参照してください。また,本制限によりディスクまたはパーティションの認識に失敗した場合でも,シナリオ実行エラーにはなりません。
  • ディスク構成チェックのシナリオ実行中に,管理対象コンピュータ上で,以下に示すキーを押すと,処理の停止や,シナリオ実行エラーとなる場合があります。
    シナリオ実行中は,管理対象コンピュータ上で,以下に示すキーを押さないでください。

[シナリオ実行に影響を与えるキーとキーを押した場合の動作]
Ctrl-s:シナリオ実行処理が停止します。シナリオ実行エラーとなる場合もあります。
Ctrl-c:シナリオ実行エラーとなります。
PrintScreen :シナリオ実行エラーとなります。
SysRq:シナリオ実行エラーとなります。
Ctrl-Alt-Del :シナリオ実行処理中に,管理対象コンピュータが再起動します。その結果,シナリオ実行エラーとなるかまたは処理が完了せずにシナリオ実行完了となります。
<この節の構成>
3.4.1 ディスク構成チェックシナリオの作成
3.4.2 ディスク構成チェックシナリオの実行
3.4.3 ディスクビューアによるディスク構成チェック

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