JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド

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付録B.2 実行環境の作成

ここでは,JP/Power Monitor連携用コマンドを実行するために必要な環境の作成手順を説明します。

注意
JP1/Power Monitor連携用コマンドでVMゲストの操作をする場合,JP1/Power Monitor連携用コマンドの引数として指定できるのはホスト名だけとなります。JP1/Power Monitor連携用コマンドで指定できるホスト名は半角8文字以内です。そのため,VMゲストのホスト名は,あらかじめ半角8文字以内に設定してください。
注※
「ホスト名」とは[ホスト管理]ウィンドウの[コンピュータ名]欄に表示される名称のことです。
<この項の構成>
(1) BSM(コンソールサービス)のインストール
(2) コマンドライン機能(scbsmcmdコマンド)の設定
(3) scbsmcmdコマンドの実行可否の確認

(1) BSM(コンソールサービス)のインストール

JP1/Power MonitorがインストールされているマシンにBSMのコンソールサービスをインストールします。インストール手順については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド」のセットアップ(インストール)について記載されている章を参照してください。

(2) コマンドライン機能(scbsmcmdコマンド)の設定

scbsmcmdコマンドを実行するために,scbsmcmdコマンドの接続先となるマネージャサービスのIPアドレス,およびアドミニストレータのパスワードを設定しておく必要があります。

コマンドライン機能の設定方法については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド」のセットアップ(コマンドライン機能(scbsmcmdコマンド)の設定)について記載されている章を参照してください。

(3) scbsmcmdコマンドの実行可否の確認

コマンドライン機能の設定ができたら,実際にscbsmcmdコマンドを実行して,管理対象サーバの電源制御ができることを確認してください。