JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
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- デフォルトでサポートされているSNMP Trapのエンタープライズが,機器のマニュアルに記載されているSNMP Trapと異なる場合は,デフォルトでサポートされているSNMP Trapを削除し,機器のマニュアルに従って新しく追加してください。デフォルトでサポートされているSNMP Trapは次のとおりです。
| SNMP Trapの名前 |
説明 |
SNMPv1 |
SNMPv2c |
| エンタープライズ |
一般トラップ |
固有トラップ番号 |
snmpTrapOID |
| coldStart |
電源断からのリセット |
1.3.6.1.2.1.11 |
0 |
0 |
1.3.6.1.6.3.1.1.5.1 |
| warmStart |
管理機器のリスタート |
1.3.6.1.2.1.11 |
1 |
0 |
1.3.6.1.6.3.1.1.5.2 |
| linkDown |
回線障害検出 |
1.3.6.1.2.1.11 |
2 |
0 |
1.3.6.1.6.3.1.1.5.3 |
| linkUp |
回線障害回復 |
1.3.6.1.2.1.11 |
3 |
0 |
1.3.6.1.6.3.1.1.5.4 |
| authenticationFailure |
不正なSNMP受信 |
1.3.6.1.2.1.11 |
4 |
0 |
1.3.6.1.6.3.1.1.5.5 |
| egpNeighborLoss |
隣接EGPダウン |
1.3.6.1.2.1.11 |
5 |
0 |
1.3.6.1.6.3.1.1.5.6 |
- MIBファイルからSNMP Trapを追加する場合,MIBファイルが複数に分割されているときは,「OBJECT IDENTIFIER」が定義されているファイルから順番に追加してください。なお,次のRFCで定義されている「OBJECT IDENTIFIER」は,デフォルトでインポートされています。
- RFC1213(MIB-II)
- RFC2011(SNMPv2 MIB for IP)
- RFC2012(SNMPv2 MIB for TCP)
- RFC2013(SNMPv2 MIB for UDP)
- RFC2578(SNMPv2-SMI)
- RFC2863(The Interfaces Group MIB)
- RFC3418(SNMPv2 MIB)
ファイルから追加してもSNMP Trapが追加されない場合は,RFCに従って定義されていないか,またはSNMP Trapが定義されていないMIBファイルです。SNMP v1の場合は「TRAP-TYPE」,SNMP v2cの場合は「NOTIFICATION-TYPE」でSNMP Trapが定義されているか確認してください。
- SNMP Trapをアラートとして通知する場合,設定されているSNMP Trapの種類と受信したSNMP Trapの種類が一致していなくても,アラートは通知されます。例えば,SNMP v1のSNMP Trapをアラートとして通知する設定をした場合,受信したSNMP Trapの種類がSNMP v2cの場合でもアラートは通知されます。
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