JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent

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2.4.1　連絡先と設置場所の設定

連絡先はシステムを管理する上での連絡先，およびシステム管理者に連絡する方法についての情報です。設置場所はシステムの物理的な位置を示します。

連絡先と設置場所は，次のどちらかの方法で設定できます。

二つの方法が併用されている場合，システムはsnmpdmプロセスのオプションで指定された値を使用します。

＜この項の構成＞
(1)　構成定義ファイル（/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf）で設定する方法
(2)　snmpdmプロセスのオプションで設定する方法

(1)　構成定義ファイル（/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf）で設定する方法

次に示す手順で構成定義ファイル（/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf）を編集して，連絡先と設置場所を設定します。

  1. 構成定義ファイルの次の2行を検索する。
     
#contact:    # enter contact person for agent
#location:   # enter location of agent
    なお，検索する行は，構成定義ファイルの最後に記載されています。

  2. contact:ラベルの前の#と，コメント（#のあとの部分）を削除する。
    location:ラベルも同様にします。

  3. contact:ラべルのあとに連絡先をASCII文字列で記述する。
    連絡先の最大長は255文字です。なお，連絡先には連絡方法の情報も付加します。

  4. location:ラべルのあとに設置場所をASCII文字列で記述する。
    設置場所の最大長は255文字です。

（例）
contact: Bob Jones (Phone 555-2000)
location: 1st Floor near Mens Room

(2)　snmpdmプロセスのオプションで設定する方法

オプションに連絡先と設置場所を指定して，snmpdmプロセスを起動します。snmpdmプロセスの詳細については，「5.　コマンドとプロセス」の「snmpdm」を参照してください。

（例）
AIXの場合の指定例を次に示します。
 
  /usr/sbin/snmpdm -C 連絡先 -L 設置場所

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