JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド

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18.6 フェールオーバー発生後の対処方法

クラスタシステムで運用中にフェールオーバーが発生した場合の、実行中の処理に応じた対処方法を次の表に示します。

実行中の処理 フェールオーバー後の対処方法
操作画面の参照中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてからログインし直してください。
パッケージ登録中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてからログインし直してください。
パッケージの登録が完了していない場合は、パッケージを再登録してください。
資産情報などのインポート中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてログインし直してから、インポートを再実行してください。
資産情報などのエクスポート中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてログインし直してから、エクスポートを再実行してください。
データベースマネージャ実行中 実行中だった処理を再実行してください。
セットアップ実行中 クラスタグループの所有者をフェールオーバー前のノードに移したあと、セットアップを再実行してください。
コンポーネントの登録中 コンポーネントを再登録してください。
USBデバイスの登録中 USBデバイスを再登録してください。
コマンド実行中 コマンドを再実行してください。
また、実行していたコマンドに応じて、次に示す対処をしてください。
  • ioutils exportasset(ハードウェア資産情報のエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • ioutils exportfield(追加管理項目の設定のエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • ioutils exporttemplate(テンプレートのエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • ioutils exportpolicy(セキュリティポリシーの設定のエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • ioutils exportupdategroup(更新プログラムグループの設定のエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • ioutils exportoplog(操作ログのエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • ioutils exportfilter(フィルタの設定のエクスポート)
    エクスポートされたファイルを削除してください。
  • exportdb(バックアップの取得)
    バックアップ先フォルダを削除してください。
  • getlogs(管理用サーバのトラブルシュート用情報の取得)
    トラブルシュート用情報格納先フォルダを削除しないでください。サポートサービスに問い合わせるときに必要になることがあります。
  • getinstlogs(インストール時のトラブルシュート用情報の取得)
    トラブルシュート用情報格納先フォルダを削除しないでください。サポートサービスに問い合わせるときに必要になることがあります。

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