JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
クラスタシステムで運用中にフェールオーバーが発生した場合の、実行中の処理に応じた対処方法を次の表に示します。
実行中の処理 フェールオーバー後の対処方法 操作画面の参照中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてからログインし直してください。 パッケージ登録中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてからログインし直してください。
パッケージの登録が完了していない場合は、パッケージを再登録してください。資産情報などのインポート中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてログインし直してから、インポートを再実行してください。 資産情報などのエクスポート中 通信またはデータベースアクセスのエラーメッセージが出力されたあとで、いったんログアウトしてログインし直してから、エクスポートを再実行してください。 データベースマネージャ実行中 実行中だった処理を再実行してください。 セットアップ実行中 クラスタグループの所有者をフェールオーバー前のノードに移したあと、セットアップを再実行してください。 コンポーネントの登録中 コンポーネントを再登録してください。 USBデバイスの登録中 USBデバイスを再登録してください。 コマンド実行中 コマンドを再実行してください。
また、実行していたコマンドに応じて、次に示す対処をしてください。
- ioutils exportasset(ハードウェア資産情報のエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- ioutils exportfield(追加管理項目の設定のエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- ioutils exporttemplate(テンプレートのエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- ioutils exportpolicy(セキュリティポリシーの設定のエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- ioutils exportupdategroup(更新プログラムグループの設定のエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- ioutils exportoplog(操作ログのエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- ioutils exportfilter(フィルタの設定のエクスポート)
エクスポートされたファイルを削除してください。- exportdb(バックアップの取得)
バックアップ先フォルダを削除してください。- getlogs(管理用サーバのトラブルシュート用情報の取得)
トラブルシュート用情報格納先フォルダを削除しないでください。サポートサービスに問い合わせるときに必要になることがあります。- getinstlogs(インストール時のトラブルシュート用情報の取得)
トラブルシュート用情報格納先フォルダを削除しないでください。サポートサービスに問い合わせるときに必要になることがあります。
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