JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
サポートサービスサイトからダウンロードしたサポート情報を管理用サーバに登録するupdatesupportinfoコマンドについて説明します。
管理用サーバがサポートサービスサイトに接続できない場合、最新の更新プログラム情報でセキュリティ状況を判定したり、最新のウィルス対策製品をセキュリティポリシーの判定対象に設定したりするためには、最新のサポート情報を手動で管理用サーバに登録する必要があります。
まず、外部のネットワークに接続できるコンピュータでサポートサービスサイトに接続して、最新のサポート情報をダウンロードしてください。ダウンロードしたサポート情報を管理用サーバに手動でコピーしてこのコマンドを実行すると、最新情報を管理用サーバに登録できます。
なお、このコマンドは管理用サーバ上で実行してください。
updatesupportinfo△-i△サポート情報のファイル名
- -i△サポート情報のファイル名
- 管理用サーバに登録するサポート情報のファイル名を絶対パスで指定します。空白を含むパスを指定する場合は、パスをダブルクォーテーション(")で囲んでください。
JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ\mgr\bin\
JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
管理用サーバのOSがWindows 7、Windows Server 2008の場合、権限を昇格する必要があります。
- このコマンドは、ほかのコマンドと同時に実行できません。
- このコマンドは、管理用サーバでセットアップまたはデータベースマネージャが実行されている場合は実行できません。
updatesupportinfoコマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 説明 0 コマンドが正常に終了しました。 11 コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。 12 指定されたファイルが不正、またはファイルがありません。 31 ほかのコマンドを実行中です。 51 コマンドの実行権限がありません。 53 管理用サーバのサービスが開始されていません。 54 管理用サーバがセットアップされていません。 101 一部またはすべてのサポート情報の更新に失敗しました。 150 そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。 C:\tempに格納したサポート情報のファイルsupportinfo.zipを管理用サーバに登録する場合の使用例を次に示します。
updatesupportinfo -i C:\temp\supportinfo.zip
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