JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド
JP1/IT Desktop Managementで使用するポート番号について説明します。
JP1/IT Desktop Management - Managerのポート番号一覧
JP1/IT Desktop Management - Managerで使用するポート番号を次の表に示します。
管理用サーバのポート番号 接続方向 接続対象[ポート番号] プロトコル 用途 31000 コンピュータ[ephemeral] TCP コンピュータから管理用サーバへの通信に使用されます。 31001 コンピュータ[ephemeral] TCP 管理用サーバからコンピュータへの通信に使用されます。 31080 各画面[ephemeral] TCP 各画面から管理用サーバへの通信に使用されます。 16992 エージェント[ephemeral] TCP AMTを使用したコンピュータの電源制御に使用されます。 31002~31013 なし なし TCP JP1/IT Desktop Managementの内部処理に使用されます。 各ポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、セットアップで、重複しないポート番号に変更してください。
また、JP1/IT Desktop Management - ManagerとJP1/IT Desktop Management - Agentの間のネットワークで、ファイアウォールによってポートを制御している場合は、表に示すポートを通過できるように設定してください。
JP1/IT Desktop Management - Managerとエージェントレスのコンピュータの間のネットワークでは、次に示すポートを通過できるように設定してください。
- 「ファイルとプリンタの共有」で使用するポート
- プロトコル:TCPまたはUDP、ポート番号:445
- プロトコル:TCP、ポート番号:139
- プロトコル:UDP、ポート番号:137および138
- SNMPプロトコルで使用するポート
- プロトコル:UDP、ポート番号:161
なお、プロトコルのポートは次の手順で設定できます。
- Windowsのコントロールパネルの[Windows ファイアウォール]-[詳細設定]を選択します。
- 表示されるダイアログのツリーから[受信の規則]を選択してから、操作ウィンドウの[新しい規則]を選択します。
表示される[新規の受信の規則ウイザード]に従って、プロトコルのポートを設定してください。サイトサーバで使用するポート番号を次の表に示します。
サイトサーバのポート番号 接続方向 接続対象[ポート番号] プロトコル 用途 31000 コンピュータ[ephemeral] TCP コンピュータからサイトサーバへの通信に使用されます。 31010 なし なし TCP サイトサーバの内部処理に使用されます。 このポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、サイトサーバのセットアップで重複しないポート番号に変更してください。
コントローラおよびリモコンエージェントで使用するポート番号を次の表に示します。
コントローラまたはリモコンエージェント[ポート番号] 接続方向 接続対象[ポート番号] プロトコル 用途 リモコンエージェント[31016] コントローラ[31016] TCP コントローラからリモコンエージェントへの通信待機に使用されます。 リモコンエージェント[31017] コントローラ[31017] TCP コントローラからリモコンエージェントへのファイル転送に使用されます。 リモコンエージェントまたはコントローラ[31018] リモコンエージェントまたはコントローラ[31018] TCP リモコンエージェントとコントローラの間でのチャットに使用されます。 リモコンエージェント[31019] コントローラ[31019] TCP リモコンエージェントからコントローラへのリモート接続の要求に使用されます。 リモコンエージェント[31020] コントローラ[31020] TCP リモコンエージェントからコントローラへのコールバックによるファイル転送に使用されます。 各ポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、次のようにして重複しないポート番号に変更してください。
- コントローラのポート番号
コントローラの[環境の設定]ダイアログで設定する。- リモコンエージェントのポート番号
エージェント設定の[リモートコントロールの動作設定]で設定する。- チャット機能のポート番号
[チャット]ウィンドウの[環境の設定]ダイアログ-[接続]タブで設定する。JP1/IT Desktop Management - Agentのポート番号一覧
JP1/IT Desktop Management - Agentで使用するポート番号を次の表に示します。
エージェントのポート番号 接続方向 接続対象[ポート番号] プロトコル 用途 31000 管理用サーバ[ephemeral] TCP エージェントから管理用サーバへの通信に使用されます。 31001 管理用サーバ[ephemeral] TCP 管理用サーバからエージェントへの通信に使用されます。 16992 管理用サーバ[ephemeral] TCP AMTを使用したコンピュータの電源制御に使用されます。 各ポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、管理用サーバのセットアップで重複しないポート番号に変更してください。
また、JP1/IT Desktop Management - ManagerとJP1/IT Desktop Management - Agentの間のネットワークで、ファイアウォールによってポートを制御している場合は、表に示すポートを通過できるように設定してください。
エージェントレスの機器の場合、機器の認証状態によって、Windowsの管理共有またはSNMPのポート番号が使用されます。
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