JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド
現用系サーバで、JP1/IT Desktop Managementのセットアップを実行します。
ここでは、管理用サーバのセットアップ画面のうち、クラスタシステムを運用するための設定が必要なものについて説明します。セットアップの手順については、「1.2.3 管理用サーバをセットアップする手順」を参照してください。
セットアップの[クラスタ環境]画面で、クラスタシステムを運用するための設定をします。[クラスタ環境]画面を次の図に示します。
次のように設定してください。
- [クラスタ構成でJP1/IT Desktop Management を運用する]をチェックする。
- [現用系]を選択する。
- [論理ホスト名]および[論理IPアドレス]を設定する。
このとき、[インポートする設定ファイル]は設定不要です。
セットアップが完了すると、次に示すファイルが出力されます。このファイルを待機系サーバにコピーしてください。
JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ\mgr\conf\jdn_manager_setup.conf
セットアップの[フォルダの設定]画面で、クラスタシステムを運用するための設定をします。[フォルダの設定]画面を次の図に示します。
次に示す項目に共有ディスクのパスを設定してください。
- [データベースフォルダ]
- [データフォルダ]
また、以降の画面で、次に示す項目に共有ディスクのパスを設定してください。
- [操作ログの設定]画面の[操作ログのデータベースフォルダ](操作ログを取得する場合)
- [操作ログの自動保管の設定]画面の[操作ログの保管先フォルダ](操作ログの保管先フォルダにローカルディスク上のフォルダを指定する場合)
このほかの項目については、通常の管理用サーバのセットアップと同じです。
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