JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド
ここでは、製品の各システム構成要素のメモリ所要量、ディスク占有量、および前提となるCPUについて説明します。
- この節の構成
- A.5.1 メモリ所要量
- A.5.2 ディスク占有量
- A.5.3 前提となるCPU
製品の各システム構成要素のメモリ所要量についてそれぞれ表に示します。
- 管理用サーバ
- 操作画面を表示するコンピュータ
- サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ
- エージェントを導入するコンピュータ
- ネットワークモニタを有効にするコンピュータ
- エージェントレスのコンピュータ
- コントローラをインストールする管理者のコンピュータ
実装メモリ:最低2 ギガバイト(3 ギガバイト以上を推奨)
仮想メモリ:最大2.8 ギガバイト
実装メモリ:2ギガバイト以上を推奨
実装メモリ:最低1.5ギガバイト(2ギガバイト以上を推奨)
仮想メモリ:最大1.5ギガバイト
項目 動作環境 実装メモリ Windows 7の場合 1ギガバイト(OS推奨メモリ)+20メガバイト以上 Windows Server 2008またはWindows Vistaの場合 512メガバイト(OS推奨メモリ)+20メガバイト以上 Windows Server 2003またはWindows XPの場合 128メガバイト(OS推奨メモリ) +20メガバイト以上 Windows 2000の場合 64メガバイト(OS推奨メモリ)+20メガバイト以上 仮想メモリ 40メガバイト 操作ログを取得するには、さらに次に示す容量が必要です。
項目 動作環境 実装メモリ OSが32ビット版のWindowsの場合 仮想メモリに必要な容量×0.5を、8の倍数で切り上げた値以上 OSが64ビット版のWindowsの場合 仮想メモリ OSが32ビット版のWindowsの場合 34メガバイト+11メガバイト×(エージェントを導入するコンピュータにログオンしているユーザー数-1)以上 OSが64ビット版のWindowsの場合 43メガバイト+16メガバイト×(エージェントを導入するコンピュータにログオンしているユーザー数-1)以上
- (例)OSが32ビット版のWindowsの場合、エージェントを導入するコンピュータにログオンしているユーザー数が三つのときに必要な容量
- 実装メモリ
28メガバイト※を8の倍数で切り上げた値=32メガバイト
注※ 28メガバイトは、仮想メモリに必要な容量56メガバイト×0.5です。- 仮想メモリ
34メガバイト+11メガバイト×2=56メガバイト実装メモリ:1ギガバイト+20メガバイト以上
仮想メモリ:最大22メガバイト+(10×監視するネットワークセグメント数)メガバイト
エージェントレスのコンピュータがWindowsの管理共有の認証を利用する場合、各機能を実行するために、実行プログラムが送信されます。実行プログラムの実行時のメモリ使用量は、22メガバイトです。
項目 動作環境 実装メモリ Windows 7の場合 1ギガバイト(OS推奨メモリ)+α※以上 Windows Server 2008の場合 512メガバイト(OS推奨メモリ)+α※以上 Windows Vistaの場合 512メガバイト(OS推奨メモリ)+α※以上 Windows Server 2003の場合 128メガバイト(OS推奨メモリ)+α※以上 Windows XPの場合 128メガバイト(OS推奨メモリ)+α※以上 注※ αは次に示すA~Dの合計値です。
A:描画用の一時バッファ(5.0メガバイト(標準的なアプリケーション操作時)×接続エージェント数)
B:ファイル転送中の一時バッファ(2.0メガバイト)
C:チャットサーバ用のバッファ(2.0+(0.1×接続数)メガバイト)
D:チャットクライアント用のバッファ(2.0+(0.2×接続数)メガバイト)
製品の各システム構成要素のディスク占有量についてそれぞれ表に示します。
- 管理用サーバ
- 操作画面を表示するコンピュータ
- サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ
- エージェントを導入するコンピュータ
- ネットワークモニタを有効にするコンピュータ
- エージェントレスのコンピュータ
- コントローラをインストールする管理者のコンピュータ
管理用サーバに必要なドライブの空き容量を次に示します。
項目 動作環境 インストールドライブ(本体容量) 2.4ギガバイト以上(推奨は3ギガバイト) システムドライブ(作業領域分の容量) 500メガバイト データベース格納フォルダのドライブ(データ容量) 35ギガバイト以上(簡単インストールの場合)
13ギガバイト以上(カスタムインストールの場合)カスタムインストールの場合、操作ログを取得するときは、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 データベース格納フォルダのドライブ(データ容量) 20ギガバイト※以上 注※ セットアップ画面の操作ログの設定で、[管理対象の機器の台数]を50台、[操作ログの最大取り込み期間]を0日とした場合に必要な空き容量です。
配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量 データフォルダが格納されるドライブ パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量 システムドライブ パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量 自動アップデートでコンポーネントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ 500メガバイト データフォルダが格納されるドライブ システムドライブ JP1/IT Desktop Managementによるディスクの占有量はありません。
サイトサーバに必要なドライブの空き容量を次に示します。
項目 動作環境 インストールドライブ(本体容量) 2.4ギガバイト以上(推奨は3ギガバイト) データベース格納フォルダのドライブ(データ容量) 4ギガバイト以上 自動アップデートでサイトサーバプログラムをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 サイトサーバプログラムがインストールされているドライブ 200メガバイト データフォルダが格納されるドライブ システムドライブ 20メガバイト以上(40メガバイト以上推奨)の空き容量が必要です。
操作ログを取得する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 エージェントがインストールされているドライブ 120メガバイト 配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 エージェントがインストールされているドライブ パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量 エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブ パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量 自動アップデートでエージェントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。
項目 動作環境 エージェントがインストールされているドライブ 50メガバイト エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブ エージェントを導入するコンピュータのディスク占有量に加えて、20メガバイト以上(40メガバイト以上推奨)の空き容量が必要です。
エージェントレスのコンピュータがWindowsの管理共有の認証を利用する場合、各機能を実行するために、実行プログラムが送信されます。実行プログラムを格納するために、2.5メガバイト以上の空き容量が必要です。
20メガバイト以上の空き容量が必要です。
製品の各システム構成要素の前提となるCPUについてそれぞれ表に示します。
- 管理用サーバ
- 操作画面を表示するコンピュータ
- サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ
- エージェントを導入するコンピュータ
- ネットワークモニタを有効にするコンピュータ
- エージェントレスのコンピュータ
- コントローラをインストールする管理者のコンピュータ
2.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
- ハイパースレッディング・テクノロジーに対応したIntel Pentium 4相当以上のプロセッサ
- Intel Core 2相当以上のプロセッサ
2.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
項目 動作環境 CPU Windows 7の場合 1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ Windows Server 2008の場合 1.0ギガヘルツ以上の32ビットプロセッサ、または1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ Windows Vistaの場合 800メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ Windows Server 2003の場合 133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ Windows XPの場合 300メガヘルツ以上の32ビットプロセッサ Windows 2000の場合 133メガヘルツ以上の32ビットプロセッサ
項目 動作環境 CPU Windows 7の場合 1.0ギガヘルツ以上の32ビット(x86) または64 ビット(x64)プロセッサ Windows Server 2008の場合 1.0ギガヘルツ以上の32ビット(x86)、 または 1.4ギガヘルツ以上の64 ビット(x64)プロセッサ Windows Server 2003の場合 133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ CPUの制限はありません。
項目 動作環境 CPU Windows 7の場合 1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ Windows Server 2008の場合 1.0ギガヘルツ以上の32ビットプロセッサ、または1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ Windows Vistaの場合 800メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ Windows Server 2003の場合 133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ Windows XPの場合 300メガヘルツ以上の32ビットプロセッサ
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