JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド
JP1/IT Desktop Managementの利用者について検討します。ここでは、だれのユーザーアカウントを作成するか、また、作成したユーザーアカウントにどのような権限を与えるかを検討してください。
管理者の用途に合わせてユーザーアカウントに適した権限を設定できます。設定する権限を用途別に次に示します。
- JP1/IT Desktop Managementを利用して各種管理業務をしたい場合
システム管理権限を設定します。- JP1/IT Desktop Managementのユーザーアカウントを追加したり、編集したりしたい場合
ユーザーアカウント管理権限を設定します。- 管理している情報を参照したい場合
権限の設定は不要です(デフォルトで参照権限が設定されます)。また、ユーザーアカウントには権限だけでなく、管轄範囲を設定できます。ユーザーアカウントに管轄範囲を設定すると、管轄範囲の情報だけを管理できます。管轄範囲外の情報を変更させたくない場合や管轄ごとに管理を分担する場合に管轄範囲を設定します。このようにして、複数の管理者で作業分担すると、組織全体の機器、ハードウェア資産などの管理が行き届くようになります。
参考
- 複数のユーザーアカウントを作成し、利用者の作業内容に応じて権限を設定することで、複数人の管理者での作業の分担や、内部統制を意識した運用ができます。
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