JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド
操作ログを取得するには、操作ログを取得したいコンピュータにエージェントが導入されている必要があります。
また、操作ログの保管先を分散させて、管理用サーバの負荷を軽減するためには、システム構成にサイトサーバが必要です。
操作ログは、種類ごとに取得のための前提条件が異なります。操作ログの種類ごとの前提条件を次の表に示します。
取得する操作ログの種類 前提条件 コンピュータの操作 コンピュータの起動および停止 - OSへのログオンおよびログオフ プログラムの起動および終了 - ファイルおよびフォルダの操作 コンピュータ内のファイルおよびフォルダの操作 - Web上へのアップロードおよびダウンロード 使用しているWebブラウザがFirefoxの場合、[ツール]-[アドオン]を選択すると表示される[拡張機能]で、「JP1/IT Desktop Management - Agent」と表示されるアドオンが有効になっている必要があります。 メールの送受信 - メールに添付されているファイルの保存 FTPの送受信 印刷操作
- 各プリンタのプロパティで、すべてのログオンユーザーに[印刷]と[ドキュメントの管理]が許可されている
- ネットワーク共有プリンタの場合、プリンタサーバとなる機器で、印刷操作をした機器の名前解決ができる
- ネットワーク共有プリンタの場合、プリンタサーバとなる機器で、プリンタの[プロパティ]ダイアログの[セキュリティ]タブで[ドキュメントの管理]が許可されている
- ネットワーク共有プリンタ、またはほかのコンピュータに接続されたプリンタの場合、 コントロールパネルの[Windows ファイアウォール]-[Windows ファイアウォールによるプログラムの許可]-[例外]タブで[ファイルとプリンタの共有]が許可されている
- ネットワーク共有プリンタ、またはほかのコンピュータに接続されたプリンタの場合、抑止対象のコンピュータでWin32_PrintJobクラスがサポートされたWMI が起動されている
Webアクセス
- 使用しているWebブラウザがInternet Explorerの場合、[インターネットのプロパティ]ダイアログで、[詳細設定]タブにある[サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする(再起動が必要)]がチェックされている
- 使用しているWebブラウザがInternet Explorerの場合、[ツール]-[アドオンの管理]から表示されるダイアログで、[JP1/IT Desktop Management - Agent]の状態が[有効]になっている
- 使用しているWebブラウザがFirefoxの場合、[ツール]-[アドオン]を選択すると表示される[拡張機能]で、「JP1/IT Desktop Management - Agent」と表示されるアドオンが有効になっている必要があります。
外部メディアの接続および切断 - ウィンドウ操作 - (凡例)-:特になし
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