JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド
セキュリティ管理をするには、セキュリティ管理の対象となるコンピュータに、エージェントが導入されている必要があります。
また、セキュリティ管理の各機能を利用するために必要な前提条件を次に示します。
次の条件をすべて満たす必要があります。
- サポートサービス契約をしている
- MSXML 4.0 Service Pack 2またはMSXML 6.0がインストールされている
ウィルス対策製品のインストールの有無を判別する場合の前提条件
ウィルス対策製品がインストールされているかどうかを判別する場合の前提条件はありません。
対象のコンピュータに、JP1/IT Desktop Management がサポートするウィルス対策製品がインストールされているかどうかで、ウィルス対策製品のインストールの有無を把握できます。
参考
- JP1/IT Desktop Managementがサポートしていないウィルス対策製品でも、使用必須ソフトウェアとして登録することでインストールの有無を把握できます。
機能 前提条件 ソフトウェアの起動抑止 抑止するソフトウェアは、ファイル名とフォルダ名を合わせた文字列の長さが260 文字未満になっている 印刷の抑止
- 各プリンタのプロパティで、すべてのログオンユーザーに[印刷]と[ドキュメントの管理]が許可されている
- ネットワーク共有プリンタの場合、プリンタサーバとなる機器で、印刷操作をした機器の名前解決ができる
- ネットワーク共有プリンタの場合、プリンタサーバとなる機器で、プリンタの[プロパティ]ダイアログの[セキュリティ]タブで[ドキュメントの管理]が許可されている
- ネットワーク共有プリンタ、またはほかのコンピュータに接続されたプリンタの場合、 コントロールパネルの[Windows ファイアウォール]-[Windows ファイアウォールによるプログラムの許可]-[例外]タブで[ファイルとプリンタの共有]が許可されている
- ネットワーク共有プリンタ、またはほかのコンピュータに接続されたプリンタの場合、抑止対象のコンピュータでWin32_PrintJobクラスがサポートされたWMI が起動されている
外部メディアの抑止 コンピュータのOSがWindows Server 2003またはWindows XPの場合に、内蔵CD/DVDへの書き込みを抑止するときは、CD/DVDドライブの[プロパティ]ダイアログの[書き込み]タブにある[このドライブで CD 書き込みを有効にする]がチェックされている
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