JP1/NETM/Client Security Control
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面では,クライアントにインストールされているすべてのウィルス対策製品を設定します。ウィルス対策製品のエンジンバージョンや,定義ファイルバージョン,および常駐状態などを設定し,それらの情報がクライアントに適用されていない場合の危険レベルを設定します。なお,インストール時にデフォルトで設定されているウィルス対策製品のうち,使用しない製品は判定ポリシーから必ず削除してください。
- 参考
- ウィルス対策製品の判定ポリシーの自動・手動更新
- ウィルス対策製品の判定ポリシーを,判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面を使用しないで,自動更新させたり,管理者が更新したい契機で手動更新したりできます。ウィルス対策製品の判定ポリシーを自動・手動で更新する方法については,「6.4.6 ウィルス対策製品の判定ポリシーを自動・手動で更新する」を参照してください。
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面は,判定ポリシー編集画面の判定項目ツリービューから「ウィルス対策製品」を選択すると表示されます。
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面を次に示します。
図6-11 判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面で設定できるのは,JP1/NETM/DMがサポートしているウィルス対策製品の情報です。JP1/NETM/DMがサポートしているウィルス対策製品については,マニュアル「JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面で設定する項目を次に示します。
- 判定対象とする
- ウィルス対策製品を判定ポリシーの対象にするかどうかを設定します。判定対象にする場合にはチェックボックスをオンにします。チェックボックスをオンにすると,画面の項目がすべて活性化されます。デフォルトはオンです。
- ウィルス対策製品
- 判定するウィルス対策製品を設定します。
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面での全体の手順について説明します。
- 判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面で,「判定対象とする」チェックボックスをオンにする。
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面のすべての項目が活性化します。
- ウィルス対策製品の情報を設定する。
設定するウィルス対策製品の情報は,追加・変更・削除ができます。また,ウィルス対策製品の情報をCSV形式のファイルでインポートやエクスポートできます。それぞれボタンをクリックして表示されるダイアログで編集します。
- 各編集操作が終了したあと,判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面で[保存]ボタンをクリックする。
設定した内容が判定ポリシーとして保存されます。
- 注意
- 判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面で定義するウィルス対策製品の名称,製品バージョン,エンジンバージョン,およびウィルス定義ファイルバージョンは,AIMの資産情報に登録されているウィルス対策製品の名称を設定してください。
判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面のボタンをクリックして表示されるダイアログ名およびメッセージボックス名を次の表に示します。
表6-8 判定ポリシー編集(ウィルス対策製品の判定)画面から表示されるダイアログ名およびメッセージボックス名
項番 ボタン ダイアログ名およびメッセージボックス名 1 [追加] [追加(ウィルス対策製品情報)]ダイアログ 2 [変更] [変更(ウィルス対策製品情報)]ダイアログ 3 [削除] [削除(ウィルス対策製品情報)]メッセージボックス 4 [インポート] [インポート(ウィルス対策製品情報)]ダイアログ 5 [エクスポート] [エクスポート(ウィルス対策製品情報)]ダイアログ 次に,追加・変更・削除とインポートおよびエクスポートの手順を説明します。
- <この節の構成>
- 6.4.1 ウィルス対策製品の情報を追加する
- 6.4.2 ウィルス対策製品の情報を変更する
- 6.4.3 ウィルス対策製品の情報を削除する
- 6.4.4 ウィルス対策製品の情報をインポートする
- 6.4.5 ウィルス対策製品の情報をエクスポートする
- 6.4.6 ウィルス対策製品の判定ポリシーを自動・手動で更新する
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