JP1/NETM/Client Security Control
JP1/NETM/DM Clientのインストールとセットアップについて説明します。システム構成に合わせて,次に示す製品のどれかをインストールおよびセットアップしてください。
- Windows版JP1/NETM/DM Client
- Windows版JP1/NETM/DM Client - Base
- Linux版JP1/NETM/DM Client
なお,Windows版JP1/NETM/DM ClientおよびJP1/NETM/DM Client - Baseのインストールとセットアップの詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。Linux版JP1/NETM/DM Clientのインストールとセットアップの詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) JP1/NETM/DM Clientのインストール
- (2) JP1/NETM/DM Clientのセットアップ
(1) JP1/NETM/DM Clientのインストール
クライアントにWindows版JP1/NETM/DM Client,Windows版JP1/NETM/DM Client - BaseまたはLinux版JP1/NETM/DM Clientをインストールします。
なお,JP1/NETM/DMのAMT連携機能と連携した検疫システムを構築する場合は,AMT連携機能コンポーネントをインストールする必要があります。
(2) JP1/NETM/DM Clientのセットアップ
Windows版JP1/NETM/DM Client,Windows版JP1/NETM/DM Client - BaseまたはLinux版JP1/NETM/DM Clientをセットアップします。
ソフトウェアの新規インストールやパッチの適用などによるクライアントのインベントリ情報の更新をJP1/NETM/DM Managerへ自動的に通知するためには,JP1/NETM/DM Clientのセットアップで次の設定をしてください。なお,Linux版JP1/NETM/DM Clientのバージョンが08-50以前の場合,クライアントのインベントリ情報の更新をJP1/NETM/DM Managerへ自動的に通知することはできないため,次に示す設定は不要です。
- Windows版JP1/NETM/DM ClientまたはJP1/NETM/DM Client - Baseの場合
- [システム監視]パネルの「システム変更時にインベントリ情報を上位システムへ通知する」チェックボックスをオンにする
- [接続先]パネルの[システム構成を自動登録する]チェックボックスおよび[インベントリ情報も通知する]チェックボックスをオンにする
- [クライアント常駐・ポーリング]パネルの[ポーリングする]チェックボックスをオンにする
- Linux版JP1/NETM/DM Clientの場合
- 動作環境設定ファイル(/NETMRDS/buff/.profileファイル)で,パラメータ「REALTIME_INVENTORY」に「YES」を設定する
- 動作環境設定ファイル(/NETMRDS/buff/.profileファイル)で,パラメータ「REALTIME_INVENTORY」に関連するパラメータを必要に応じて設定する
- 動作環境設定ファイル(/NETMRDS/buff/.profileファイル)で,パラメータ「SYSCNS」に「YES」を設定する
- 基本機能の設定ファイル(/NEMRDS/rdsprm/RDSSETFLファイル)で,パラメータ「WatchTimeOfOrders」にポーリング間隔を設定する
- 基本機能の設定ファイル(/NEMRDS/rdsprm/RDSSETFLファイル)で,パラメータ「WorkstationType」に「MASTER」または「END」を設定している場合,sdsmaコマンドを実行する
- 動作環境設定ファイル(/NETMRDS/buff/.profileファイル)および基本機能の設定ファイル(/NEMRDS/rdsprm/RDSSETFLファイル)の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」を参照してください。
インベントリ情報は,ジョブの実行やポーリングによってJP1/NETM/DM Managerと接続するタイミングで通知されます。インベントリ情報の自動通知については,「7.3 自動的にクライアントのインベントリ情報を取得する」を参照してください。
また,JP1/NETM/DM Clientを中継システムとして使用してJP1/NETM/DMのAMT連携機能と連携した検疫システムを構築する場合で,かつ,インストール時の設定を変更する場合には,次の設定が必要です。
JP1/NETM/DM Client(中継システム)のセットアップで次の設定をしてください。
- [AMT連携]パネルでAMT管理ユーザのユーザIDおよびパスワードを設定する
設定の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
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