JP1/NETM/Client Security Control
JP1/NETM/DM Managerのセットアップについて説明します。
- <この項の構成>
- (1) JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出するためのセットアップ
- (2) 自動的にAIMへインベントリ情報を通知するためのセットアップ
- (3) メッセージ通知のジョブ実行結果を自動削除するためのセットアップ
- (4) AMT連携機能と連携した検疫システムを構築する場合のセットアップ
- (5) JP1/NETM/DMのAsset Information Manager Limitedコンポーネントをインストールした場合のセットアップ
- (6) パッチ情報ファイルを取得するためのセットアップ
(1) JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出するためのセットアップ
JP1/NETM/DMが未導入のクライアントを検出するためには,JP1/NETM/DM Managerのセットアップで次の設定をしてください。
- [サーバカスタマイズオプション]パネルの「新規検出結果を保留にする」チェックボックスをオンにする
なお,JP1/NETM/DM未導入のクライアントの検出については,「7.2 JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出する」を参照してください。
(2) 自動的にAIMへインベントリ情報を通知するためのセットアップ
更新されたインベントリ情報をAIMに自動的に通知するためには,JP1/NETM/DM Managerのセットアップで次の設定をしてください。
- [システム構成関連]パネルの「システム構成情報を自動反映する」チェックボックスをオンにする
- [システム構成関連]パネルの「削除履歴を保管する」チェックボックスをオンにする
なお,自動的にAIMへインベントリ情報を通知する方法については,「7.3 自動的にクライアントのインベントリ情報を取得する」を参照してください。
(3) メッセージ通知のジョブ実行結果を自動削除するためのセットアップ
クライアント使用者へのメッセージ通知を実行すると,実行状況がリモートインストールマネージャの[ジョブ実行状況]ウィンドウに表示され,実行履歴がCSCSendMessageフォルダに保存されます。メッセージ通知のジョブが正常に終了した場合の実行結果を保存しないで自動削除するときは,JP1/NETM/DM Managerのセットアップで次の設定をしてください。
- [JP1/NETM/CSC連携]パネルの「正常終了時にジョブを削除する」チェックボックスをオンにする
(4) AMT連携機能と連携した検疫システムを構築する場合のセットアップ
JP1/NETM/DMのAMT連携機能と連携した検疫システムを構築する場合で,かつ,インストール時の設定を変更する場合にだけ必要です。
JP1/NETM/DM Managerのセットアップで次の設定をしてください。
- [AMT連携]パネルでAMT管理ユーザのユーザIDおよびパスワードを設定する
設定の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
(5) JP1/NETM/DMのAsset Information Manager Limitedコンポーネントをインストールした場合のセットアップ
JP1/NETM/DMのAsset Information Manager Limitedコンポーネントをインストールした場合,次の項目について,セットアップが必要です。
(a) JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出するためのセットアップ
JP1/NETM/DM未導入のクライアントの情報を検出してAIMに反映し,JP1/NETM/CSCで判定するためには,Asset Information Manager Limitedのサーバのセットアップで次の設定をしてください。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携の設定」の項目「JP1/NETM/DM未導入機器の取り込み」を,「取り込む」(デフォルト)に設定する
なお,JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出する方法については,「7.2 JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出する」を参照してください。
(b) 自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得するためのセットアップ
自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得する場合は,AIMの次のサービスを開始してください。
- サービス「Asset Information Synchronous Service」を開始する
- 注意
- サービス「Asset Information Synchronous Service」を開始する場合は,次に示す順でサービスを開始してください。
- サービス「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」
- サービス「Asset Information Synchronous Service」
また,Asset Information Manager Limitedのサーバのセットアップで次の設定をしてください。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携の設定」の項目「取り込む情報の種別」を,「ハードウェア情報+ソフトウェア情報+ソフトウェアインベントリ情報」に設定する
なお,自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得する方法については,「7.3 自動的にクライアントのインベントリ情報を取得する」を参照してください。
(c) クライアントを廃棄する場合のセットアップ
クライアントの廃棄に伴い,そのクライアントの資産情報をAIMの資産管理データベースから削除する場合は,Asset Information Manager Limitedのサーバのセットアップで次の設定をしてください。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携の設定」の項目「JP1/NETM/DMで削除された資産の機器状態」を,「抹消」(デフォルト)に設定する
(6) パッチ情報ファイルを取得するためのセットアップ
更新プログラムの判定ポリシーを自動更新する場合は,JP1/NETM/DMで日立Webサーバに接続して,パッチ情報ファイルを取得する必要があります。パッチ情報ファイルを取得するには,JP1/NETM/DM Managerのセットアップで次の設定をしてください。
- [更新プログラムの管理]ダイアログボックスから表示する[ネットワーク設定]パネルで,インターネットへの接続方法や日立Webサーバの接続先など,ネットワークの情報を設定してください。
設定の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。
- 注意
- 日立Webサーバからパッチ情報ファイルを取得するには,弊社サポートサービスの契約が必要です。弊社サポートサービスの契約については,弊社担当営業にお問い合わせください。
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