JP1/IT Service Level Management

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jslmdbcopyデータベースのバックアップ

機能

JP1/ITSLMで使用するデータベースのバックアップを取ります。

データベースは,JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストに構築されます。JP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストのトラブル発生に備え,定期的にこのコマンドを実行してバックアップを取ることを推奨します。

このコマンドは,次の条件を満たした状態で実行してください。

また,クラスタシステムの場合は,上記の条件に加えてJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager DB Cluster Service」(サービス名:HiRDBClusterService_JL0)も起動している必要があります。クラスタシステムの場合は,実行系サーバでこのコマンドを実行してください。待機系サーバで実行するとエラーになります。

なお,このコマンドの実行結果は,次のファイルに出力されます。

JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\logs\jslmdbcopy.log

コマンド実行時に出力されるメッセージについては,「10.3 メッセージの一覧」を参照してください。

形式

jslmdbcopy△バックアップファイルの絶対パス

実行権限

OSのAdministratorアカウント

格納先フォルダ

JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\bin\

引数

バックアップファイルの絶対パス

バックアップファイルを出力するファイル名称を絶対パスで,「"」(ダブルクォーテーション)で囲んで指定します。

ただし,ドライブ名(半角文字でA~Z,a~zの1文字,および「:」(コロン)で構成される文字列)で始まり,半角文字でA~Z,a~z,0~9,「_」(下線),「.」(ピリオド),「( )」(丸括弧),「\」,半角スペースで構成された文字列でなければなりません。また,次の指定はできません。

なお,絶対パス中のバックアップファイルの出力先のフォルダがない場合は,このコマンドの実行前にフォルダを作成してください。

注意事項

戻り値

戻り値 説明
0 データベースのバックアップが正常に終了しました。
1 データベースのバックアップに失敗しました。

使用例

C:\Program Files\HITACHI\JP1ITSLM\mgr\bin\jslmdbcopy△"C:\Users\Administrator\Desktop\db\ITSLMBK01"