JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
ユーザーWSプログラムを実装する際の注意事項とユーザーWSプログラムの制限事項について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 実装時の注意事項
- (2) 制限事項
ユーザーWSプログラムを実装する際の注意事項について説明します。
ユーザーWSプログラムは,コントローラー上でスレッドとして実行されます。環境変数やシステムプロパティの変更など,ほかのユーザーWSプログラムに影響がある処理は実装しないでください。
- 次の処理は実装しないでください。
- セキュリティマネージャーの設定
- 新しいセキュリティマネージャーの作成
- セキュリティポリシーの設定
- JavaVMの停止
- JavaVMのシャットダウンフックの登録と解除
- System.out,System.in,およびSystem.errの設定
ユーザーWSプログラムの制限事項を次の表に示します。
項目 内容 実行ユーザー ユーザーWSプログラムは,コントローラー上でスレッドとして実行されます。そのため,実行ユーザーは,常にコントローラーの実行ユーザー(Administratorsまたはスーパーユーザー)となります。 利用するSOAPクライアントライブラリ ユーザーWSプログラムで利用できるSOAPクライアントライブラリは,Webアプリケーションサーバが提供するSOAPクライアントライブラリです。Webアプリケーションサーバが提供するSOAPクライアントライブラリ以外を使用した場合は,予期しないエラーが発生するおそれがあります。
- WebアプリケーションサーバがCosminexus Application Serverの場合
- CosminexusのSOAPクライアントライブラリを利用してください。
- WebアプリケーションサーバがWebSphere Application Serverの場合
- WebSphere Application ServerのSOAPクライアントライブラリを利用してください。
- WebアプリケーションサーバがWebLogic Serverの場合
- WebLogic ServerのSOAPクライアントライブラリを利用してください。
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