JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編

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4.9.1 HTTP基本認証を利用する場合の設定

標準WSジョブの実行によるWebサービス接続で,HTTP基本認証が行われているWebサービスと接続する場合の設定手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) HTTP基本認証を利用する場合の設定手順
(2) HTTP基本認証を利用する場合の設定内容
(3) HTTP基本認証を利用する場合の設定例
(4) 定義時の注意事項

(1) HTTP基本認証を利用する場合の設定手順

  1. コントローラーを終了する。
    コントローラーを終了する方法については,「11.3.2 コントローラーの終了」を参照してください。
  2. ジョブ実行ホストに認証情報設定ファイルを配置する。
    認証情報設定ファイルに,HTTP基本認証でのID,およびパスワードを設定し,WSジョブ実行ホスト上のフォルダに配置してください。ファイル名は任意です。
    認証情報設定ファイルの設定内容については,「(2)HTTP基本認証を利用する場合の設定内容」を参照してください。
  3. コントローラーを開始する。
    コントローラーを開始する方法については,「11.3.1 コントローラーの開始」を参照してください。

 

注意
標準WSジョブ定義時に,[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスの[オプション]タブで次のように設定してください。
  • [HTTP基本認証]で[する]を選択する
  • [認証情報設定ファイル名(ジョブ実行ホスト上)]に,手順2で認証情報設定ファイルを保存したフォルダを指定する

(2) HTTP基本認証を利用する場合の設定内容

認証情報設定ファイルで設定する内容を次の表に示します。

表4-7 認証情報設定ファイルで設定する内容

環境設定パラメーター名 定義内容
id HTTP基本認証でのID
password HTTP基本認証でのパスワード

次に,環境設定パラメーターの定義内容について説明します。

id
HTTP基本認証でのIDを255バイト以内で設定します。
このパラメーターの設定を省略した場合,または不正な値を設定した場合は,HTTP基本認証を行いません。

password
HTTP基本認証でのパスワードを255バイト以内で設定します。
このパラメーターの設定を省略した場合は,値を空文字として扱います。不正な値を設定した場合は,HTTP基本認証を行いません。

(3) HTTP基本認証を利用する場合の設定例

認証情報設定ファイルの設定例を次に示します。

 
id=id
password=password
 

(4) 定義時の注意事項

定義時の注意事項を次に示します。

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