JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド
機能
案件管理DBを初期化します。このコマンドは,スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Integrated Management - Service Support]−[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]から実行します。
形式
jssdbinit.bat -s {S | M | L | LL}
[-t] [-q]
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
IM-SSパス\tools\
引数
-s {S | M | L | LL}
案件管理DBのサイズを指定します。
それぞれの値を指定した場合のサイズを次の表に示します。
| サイズに指定する値 | サイズ |
|---|---|
| S | 5ギガバイト |
| M | 29ギガバイト |
| L | 71ギガバイト |
| LL | 152ギガバイト |
20個より多くの対象システムを使用する場合は,LLサイズを指定してください。また,400,000件以上の案件を登録する場合も,LLサイズを指定してください。LLサイズ以外の指定をした場合,上記の条件を超えるとエラーになることがあります。
-t
メールによる案件登録をする場合にだけ指定します。-tオプションを指定すると,メールによる案件登録に必要なマスターシステムと一時受付プロセスワークボードが作成されます。-tオプションを省略すると,マスターシステムと一時受付プロセスワークボードは作成されません。
なお,セットアップコマンドの実行後にマスターシステムと一時受付プロセスワークボードを作成する場合は,jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)コマンドを実行してマスターシステム・一時受付プロセスワークボードを作成してください。jsscreatesysandpwbの詳細については,「10. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
-q
応答メッセージを出力しないで,データベースの初期化を続行する場合に指定します。
-qオプションを指定しない場合は,処理を続行するかどうかを選択するメッセージが表示されます。
戻り値
| 戻り値 | 意味 |
|---|---|
| 0 | 正常終了 |
| 1 | 異常終了 |
実行時の前提条件
注意事項
使用例
案件管理DBをMサイズで初期化する場合の指定例を次に示します。
| jssdbinit.bat -s M |
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