JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド
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7.8 案件フォーム定義ファイルのカスタマイズ
ユーザーの運用に合わせて,[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面で案件フォーム定義ファイルを次のようにカスタマイズできます。
- 項目の追加
- 項目位置の変更
- 項目の削除
- 項目の値の設定
ただし,案件フォーム定義ファイルのカスタマイズには注意事項があります。案件フォーム定義ファイルをカスタマイズする前に,案件フォーム定義ファイル(任意)および案件検索用の案件フォーム定義ファイル(任意)の注意事項をお読みください。詳細については,「11. 定義ファイル」の「案件フォーム定義ファイル(任意)」および「案件検索用の案件フォーム定義ファイル(任意)」を参照してください
[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面を起動させるには,jssformcustomizerコマンドを実行します。jssformcustomizerコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jssformcustomizer(案件フォーム定義ファイル編集)」を参照してください。
案件フォーム定義ファイルのカスタマイズでは次のショートカットを使用できます。
- [Ctrl]+[O]キー
案件フォーム定義ファイルを開きます。
- [Ctrl]+[A]キー
案件フォーム定義ファイルを保存します。
- [Ctrl]+[R]キー
[案件フォーム定義]画面(案件フォーム定義)を開きます。
- [Ctrl]+[D]キー
該当項目を案件フォーム定義ファイルから削除します。
- [Ctrl]+[P]キー
案件フォーム定義情報を表示します。
- <この節の構成>
- (1) カスタマイズ手順
- (2) 案件フォーム定義情報の参照
(1) カスタマイズ手順
案件フォーム定義ファイルをカスタマイズする手順を次に示します。
- jssformcustomizerコマンドを実行する。
jssformcustomizerコマンドを実行すると,次の図に示す[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォーム定義選択)が表示されます。
図7-22 [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォーム定義選択)
![[図データ]](FIGURE/ZA072010.GIF)
- [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォーム定義選択)で編集したい案件フォーム定義ファイルを選択する。
編集したい案件フォーム定義ファイルをフルパスで指定してください。また,[参照]ボタンをクリックすると,ファイル選択のダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,次の図に示す[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)が表示されます。
図7-23 [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)
![[図データ]](FIGURE/ZU072020.GIF)
- 案件フォーム項目一覧ペイン
案件フォームに表示できる項目の一覧を表示されます。
- 案件フォームレイアウトペイン
案件フォーム定義ファイルに設定されている情報がレイアウト表示されます。この画面で案件フォーム定義ファイルを編集できます。
- 概要ペイン
次のタブで構成されています。
- 基本属性タブ
- 案件フォーム項目一覧ペイン,または案件フォームレイアウトペインで選択した項目の次の属性が表示されます。
- ・項目ID
- ・表示名
- ・選択肢コード
- ・入力必須
- アイコンをクリックすると,設定値タブに情報が表示されます。
- 拡張属性タブ
- 案件フォーム項目一覧ペイン,または案件フォームレイアウトペインで選択した項目の「検索画面への表示」属性が表示されます。アイコンをクリックすると,設定値タブに情報が表示されます。
- 設定値タブ
- 案件フォーム項目一覧ペイン,または案件フォームレイアウトペインで選択した項目の属性名称と設定値が表示されます。また,設定値を編集できます。
編集したい案件フォーム定義ファイルを誤って選択した場合は,[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)のメニューから[ファイル]−[案件フォーム定義ファイルを開く]で,案件フォーム定義ファイルを選択し直せます。
- [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)で案件フォーム定義ファイルを編集する。
案件フォーム定義ファイルを次のとおり編集できます。
- 項目を追加する場合
- 表示項目を案件フォーム項目一覧ペインから案件フォームレイアウトペインにドラッグ&ドロップしてください。
- 項目の表示位置を変更する場合
- 案件フォームレイアウトペイン内の表示項目を任意の位置にドラッグ&ドロップしてください。
- 項目を削除する場合
- 案件フォーム項目一覧ペイン,または案件フォームレイアウトペインで削除したい項目を選択し,[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)のメニューから[編集]−[レイアウトから削除]を選択してください。
- 項目の値を設定する場合
- 案件フォーム項目一覧ペイン,または案件フォームレイアウトペインで値を設定したい項目を選択し,概要ペインの設定値タブで値を設定してください。
- [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)のメニューから[ファイル]−[案件フォーム定義]を選択し,案件フォーム名およびコメントを設定する。
次の図に示す[案件フォーム定義]画面(案件フォーム定義)が表示されます。必要に応じて案件フォーム名およびコメントを設定してください。
図7-24 [案件フォーム定義]画面(案件フォーム定義)
![[図データ]](FIGURE/ZA072030.GIF)
- 案件フォーム名
- 案件フォーム名を255バイト以下の文字列で指定します。なお,制御文字は使用できません。
- コメント
- コメントを1,024バイト以下の文字列で指定します。なお,制御文字は使用できません。
- [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)のメニューから[ファイル]−[保存]を選択し,案件フォーム定義ファイルを保存する。
[案件フォーム定義ファイル保存]画面(案件フォーム定義ファイルの保存ダイアログ)が表示されます。保存した案件フォーム定義ファイルをJP1/IM - Service Supportに反映させるには,jssformdefコマンドを実行してください。jssformdefコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jssformdef(案件フォーム登録)」を参照してください。
(2) 案件フォーム定義情報の参照
案件フォーム定義ファイルの情報を参照する手順を次に示します。
- [案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面(案件フォームカスタマイズ)のメニューから[表示]−[プレビュー]を選択する。
[案件フォーム定義編集ユーティリティ]画面を表示させる手順については,「(1) カスタマイズ手順」を参照してください。
次の図に示す[ITプロセス管理]画面が表示されます。
図7-25 [ITプロセス管理]画面(案件フォーム定義情報のプレビュー)
![[図データ]](FIGURE/ZA072040.GIF)
表示できる[ITプロセス管理]画面は1画面だけです。新しく[ITプロセス管理]画面を表示した場合は,表示していた[ITプロセス管理]画面の情報は削除されます。複数画面を比較する場合は,新しく[ITプロセス管理]画面を表示する前に,表示中の画面をhtmlファイルで保存してください。保存したファイルをブラウザーで表示することで,内容を比較できます。
jssformcustomizerコマンドを終了させると,[ITプロセス管理]画面も終了します。
確認できる内容は次のとおりです。
- 注意事項
- [ITプロセス管理]画面を表示すると,セキュリティ保護のための警告メッセージが表示されることがあります。その場合,メッセージの内容に従ってコンテンツを許可してください。
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