JP1/Performance Management - Agent Option for OpenTP1
ここでは,Performance Managementから出力されるログ情報について説明します。稼働状況ログの出力先ファイル名やファイルサイズについては,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) 共通メッセージログ
- (2) トレースログ
ここでは,Performance Managementのログ情報のうち,共通メッセージログについて,ログの出力元であるサービス名または制御名,ログファイル名,およびディスク使用量を,OSごとに表に示します。
表8-2 共通メッセージログのファイル名(Windowsの場合)
ログ情報の種類 出力元 ファイル名 ディスク使用量※1(キロバイト) 共通メッセージログ Performance Management インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※2 2,048
(*2)インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※2 2,048
(*2)共通メッセージログ(論理ホスト運用の場合) 論理ホスト運用のPerformance Management 環境フォルダ※3
\jp1pc\log\jpclog{01|02}※22,048
(*2)環境フォルダ※3
\jp1pc\log\jpclogw{01|02}※22,048
(*2)
- 注※1
- ( )内の数字は,一つのサービスに対して作成されるログファイルの数を示します。例えば,「256(*2)」の場合,ディスク使用量が256キロバイトのログファイルが最大で二つ作成されることを示します。この場合,ディスク使用量は合計で512キロバイトとなります。
- 注※2
- 共通メッセージログのログファイル名には,末尾に「01」または「02」が付加されます。
- シーケンシャルファイル(jpclog)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ログファイル名の末尾が「01」から「02」に変更され,ファイル名の末尾が「01」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「01」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,上書きされます。最新のログは常にファイル名の末尾が「01」のログファイルに出力されます。
- ラップアラウンドファイル(jpclogw)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ファイル名の末尾が「02」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「02」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,一度データをすべて削除し,先頭行からログが出力されます。そのあとログの出力ファイルが交互に入れ替わります。
- ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- 注※3
- 環境フォルダは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のフォルダです。
表8-3 共通メッセージログのファイル名(UNIXの場合)
ログ情報の種類 出力元 ファイル名 ディスク使用量※1(キロバイト) 共通メッセージログ Performance Management /opt/jp1pc/log/jpclog{01|02}※2 2,048
(*2)/opt/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※2 2,048
(*2)共通メッセージログ(論理ホスト運用の場合) 論理ホスト運用のPerformance Management 環境ディレクトリ※3
/jp1pc/log/jpclog{01|02}※22,048
(*2)環境ディレクトリ※3
/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※22,048
(*2)
- 注※1
- ( )内の数字は,一つのサービスに対して作成されるログファイルの数を示します。例えば,「256(*2)」の場合,ディスク使用量が256キロバイトのログファイルが最大で二つ作成されることを示します。この場合,ディスク使用量は合計で512キロバイトとなります。
- 注※2
- 共通メッセージログのログファイル名には,末尾に「01」または「02」が付加されます。
- シーケンシャルファイル(jpclog)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ログファイル名の末尾が「01」から「02」に変更され,ファイル名の末尾が「01」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「01」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,上書きされます。最新のログは常にファイル名の末尾が「01」のログファイルに出力されます。
- ラップアラウンドファイル(jpclogw)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ファイル名の末尾が「02」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「02」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,一度データをすべて削除し,先頭行からログが出力されます。そのあとログの出力ファイルが交互に入れ替わります。
- ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- 注※3
- 環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
ここでは,Performance Managementのログ情報のうち,PFM - Agentのトレースログの出力元であるサービス名または制御名,および格納先ディレクトリ名を,OSごとに表に示します。
表8-4 トレースログの格納先フォルダ名(Windowsの場合)
ログ情報の種類 出力元 フォルダ名 トレースログ Agent Collectorサービス インストール先フォルダ\agth\agent\インスタンス名\log\ Agent Storeサービス インストール先フォルダ\agth\store\インスタンス名\log\ トレースログ(論理ホスト運用の場合) Agent Collectorサービス 環境フォルダ※\jp1pc\agth\agent\インスタンス名\log\ Agent Storeサービス 環境フォルダ※\jp1pc\agth\store\インスタンス名\log\
- 注※
- 環境フォルダは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のフォルダです。
表8-5 トレースログの格納先ディレクトリ名(UNIXの場合)
ログ情報の種類 出力元 ディレクトリ名 トレースログ Agent Collectorサービス /opt/jp1pc/agth/agent/インスタンス名/log/ Agent Storeサービス /opt/jp1pc/agth/store/インスタンス名/log/ トレースログ(論理ホスト運用の場合) Agent Collectorサービス 環境ディレクトリ※/jp1pc/agth/agent/インスタンス名/log/ Agent Storeサービス 環境ディレクトリ※/jp1pc/agth/store/インスタンス名/log/
- 注※
- 環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
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