JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3

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Scheduler ISAM DB DetailPI_SIDD

カテゴリー

データベースの稼働状況

機能

Scheduler ISAM DB Detail(PI_SIDD)レコードには,スケジューラーサービスのISAMデータベースについてのある時点でのパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

注意
  • 監視対象プログラムJP1/AJS3 - Managerのバージョンが09-00以降の場合,互換用ISAM構成運用時だけ使用できます。
  • このレコードは,スケジューラーサービスのISAMデータベースにアクセスして情報を収集します。そのため,取得間隔が短い場合や,収集タイミングがスケジューラーサービスの繁忙期と重なった場合には,スケジューラーサービスの処理性能に影響を及ぼすおそれがありますので,運用に合わせてレコードの収集間隔を決定してください。
    なお,スケジューラーサービスのISAMデータベースの再編成を行なう場合は,このレコードのデータ収集を停止してから,再編成を実行することを推奨します。
  • Key2 Unused RateフィールドおよびKey2 Unused Sizeフィールドは,キーファイル2を使用していないテーブルについては,値が常に0になります。
  • Fragment Ratioフィールドは,可変長のISAMファイルについてだけ存在するので,ユニット定義テーブル(AJSBODY),スケジュール定義テーブル(AJSSCH),世代管理テーブル(AJSGEN)以外のテーブルについては,値が常に0になります。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 3600
Collection Offset 0
Log No
LOGIF 空白

ODBCキーフィールド

ライフタイム

「JP1/AJS3サービス」または「JP1/AJS2サービス」の起動から終了までです。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ データソース
Data Size
(DATA_SIZE)
収集時点の,テーブル別のデータファイルのファイルサイズ(メガバイト単位)。 AVG double No
Data Unused Rate
(DATA_UNUSED_RATE)
収集時点の,テーブル別のデータファイルの未使用領域率(%)。 AVG float No
Data Unused Size
(DATA_UNUSED_SIZE)
収集時点の,テーブル別のデータファイルの未使用領域サイズ(メガバイト単位)。 AVG double No
Fragment Ratio
(FRAGMENT_RATIO)
収集時点のテーブル別のフラグメント率(%)。 AVG float No
Interval
(interval)
Scheduler ISAM DB Detail(PI_SIDD)レコードが格納されたインターバルの秒数。 COPY ulong No
Key1 Size
(KEY1_SIZE)
収集時点の,テーブル別のキーファイル1のファイルサイズ(メガバイト単位)。 AVG double No
Key1 Unused Rate
(KEY1_UNUSED_RATE)
収集時点の,テーブル別のキーファイル1の未使用領域率(%)。 AVG float No
Key1 Unused Size
(KEY1_UNUSED_SIZE)
収集時点の,テーブル別のキーファイル1の未使用領域サイズ(メガバイト単位)。 AVG double No
Key2 Size
(KEY2_SIZE)
収集時点の,テーブル別のキーファイル2のファイルサイズ(メガバイト単位)。 AVG double No
Key2 Unused Rate
(KEY2_UNUSED_RATE)
収集時点の,テーブル別のキーファイル2の未使用領域率(%)。 AVG float No
Key2 Unused Size
(KEY2_UNUSED_SIZE)
収集時点の,テーブル別のキーファイル2の未使用領域サイズ(メガバイト単位)。 AVG double No
Records
(RECORDS)
収集時点のテーブル別のレコード件数。 AVG ulong No
Manager Host Name
(MANAGER_HOST_NAME)
監視対象マネージャーホスト名。 COPY string(256) No
Record Time
(record_time)
レコードが作成された時刻(グリニッジ標準時)。 COPY time_t No
Record Type
(szRecordType)
レコード種別。常に「SIDD」。 COPY char(8) No
Scheduler Service Name
(SCHEDULER_SERVICE_NAME)
監視対象スケジューラーサービス名。 COPY string(31) No
Table Name
(TABLE_NAME)
テーブル名。 COPY string(256) No
Table Total Size
(TABLE_TOTAL_SIZE)
収集時点の全テーブルのファイルサイズ合計(メガバイト単位)。 COPY double No
Tmpdir Space
(TMPDIR_ SPACE)
一時ファイル用ディレクトリの空き領域サイズ(メガバイト単位) AVG double No

注※
一時ファイル用ディレクトリがあるドライブの空き領域とは次のとおりです。

Windowsの場合
監視対象がJP1/AJS2 - Managerの場合,JP1/AJS2 - Managerの環境設定で,[マネージャー環境設定]−「スケジューラーファイルの構成2」の「一時ファイル用ディレクトリ名」に指定されているディレクトリがあるドライブの空き領域(メガバイト単位)です。
監視対象がJP1/AJS3 - Managerの場合,次に示す環境設定パラメーターに定義されているディレクトリがあるドライブの空き領域(メガバイト単位)です。
  • 定義キー [{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]
  • 環境設定パラメーター "AJSTMPDIR"=
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。

UNIXの場合
次に示す環境設定パラメーターに定義されているディレクトリがあるドライブの空き領域(メガバイト単位)です。
  • 定義キー [{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]
  • 環境設定パラメーター "AJSTMPDIR"=
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。

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