JP1/Performance Management - Agent Option for IBM(R) DB2(R) Universal Database(TM)
PFM - Agent for DB2を用いたパフォーマンス監視は,主に次の目的で使用できます。
- DB2が正しく稼働しているかを監視する
- DB2構成パラメーターを適切な値にチューニングする
DB2が正しく稼働しているかを確認することは大変重要なことです。DB2が正しく稼働しているかは,次のような監視によって確認できます。
- データベースマネージャーが正常に稼働しているか
DB2を運用する場合,特定の要因によって,パフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。PFM - Agent for DB2を使用すると,次のような監視ができることによって,要因を分析しやすくなります。
- カタログ・キャッシュが効果的に利用されているか
- パッケージ・キャッシュが効果的に利用されているか
- ソートをするために十分な専用ソートメモリーまたは共有ソートメモリーがあるか
- 実行させようとしているSQLステートメントの初期設定セクションを回避することを共有SQLワークスペースが手助けしている程度
- ソートをするために十分なヒープ・スペースがあるか
なお,ここで説明するパフォーマンス監視例に記載したしきい値は参考値です。具体的なしきい値については,ベースラインを測定し,決定する必要があります。また,具体的な設定項目についてはDB2の運用形態に合わせて検討してください。
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