JP1/Performance Management 設計・構築ガイド
- <この項の構成>
- (1) データモデルについて
- (2) レコードの記載形式
- (3) ODBCキーフィールド一覧
- (4) 要約ルール
- (5) データ型一覧
- (6) フィールドの値
- (7) Storeデータベースに記録されるときだけ追加されるフィールド
- (8) Storeデータベースに格納されているデータをエクスポートすると出力されるフィールド
- (9) Health Check Detail(PD_HC)
- (10) Host Availability(PI_HAVL)
- (11) Host Detail(PD_HOST)
- (12) Reserved Interval(PI)
- (13) Reserved Detail(PD)
- (14) System Overview(PI_SYS)
(1) データモデルについて
ヘルスチェックエージェントのデータモデルについて説明します。PFM - Managerのバージョンに対応するヘルスチェックエージェントのデータモデルバージョンを次の表に示します。
PFM - Managerのバージョン データモデルバージョン 08-11 3.0 08-50 4.0 09-00以降 5.0 また,データモデルバージョンに対応するレコードを次の表に示します。
レコード名(レコードID) データモデルバージョン 説明 3.0 4.0 5.0 Health Check Detail(PD_HC) ○ ○ ○ ヘルスチェック結果の詳細情報 Host Availability(PI_HAVL) − ○ ○ ホストごとの稼働実績,稼働率 Host Detail(PD_HOST) − ○ ○ ヘルスチェック結果のホストごとの詳細情報 Reserved Interval(PI) ○ ○ ○ 予約レコード Reserved Detail(PD) ○ ○ ○ 予約レコード System Overview(PI_SYS) − ○ ○ システム内のホストの稼働状況サマリ
- (凡例)
- ○:対応している
- −:対応していない
(2) レコードの記載形式
各レコードの説明は,次の項目から構成されています。
- 機能
- 各レコードに格納されるパフォーマンスデータの概要および注意事項について説明します。
- デフォルト値および変更できる値
- 各レコードに設定されているパフォーマンスデータの収集条件のデフォルト値およびユーザーが変更できる値を表で示します。「デフォルト値および変更できる値」に記載している項目とその意味を次の表に示します。この表で示す各項目については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。
表H-1 デフォルト値および変更できる値
項目 意味 変更可否 Collection Interval パフォーマンスデータの収集間隔(秒単位)。 可:変更できる
不可:変更できないCollection Offset※1 パフォーマンスデータの収集を開始するオフセット値(秒単位)。オフセット値については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照のこと。
また,パフォーマンスデータの収集開始時刻については,「4. Performance Managementの機能」を参照のこと。Log 収集したパフォーマンスデータをStoreデータベースに記録するかどうか。
Yes:記録する。ただし,「Collection Interval=0」の場合,記録しない。
No:記録しない。LOGIF 収集したパフォーマンスデータをStoreデータベースに記録するかどうかの条件。 Sync Collection With※2 レコードのプロパティの[Description]の値に表示されているレコードと同期を取ってパフォーマンスデータを収集するかどうか。詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照のこと。
- 注※1
- 指定できる値は,0〜32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。
- 注※2
- Sync Collection Withの表示がある場合,Collection IntervalとCollection Offsetは表示されません。
- ODBCキーフィールド
- PFM - ManagerまたはPFM - Baseで,SQLを使用してStoreデータベースに格納されているレコードのデータを利用する場合に必要なODBCキーフィールドを示します。ODBCキーフィールドには,各レコード共通のものと各レコード固有のものとがあります。ここで示すのは,各レコード固有のODBCキーフィールドです。複数インスタンスレコードだけが,固有のODBCキーフィールドを持っています。
- 各レコード共通のODBCキーフィールドについては,「(3) ODBCキーフィールド一覧」を参照してください。ODBCキーフィールドの使用方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のODBC準拠のアプリケーションプログラムと連携した稼働分析について説明している章を参照してください。
- ライフタイム
- 各レコードに収集されるパフォーマンスデータの一貫性が保証される期間を示します。ライフタイムについては,「4. Performance Managementの機能」を参照してください。
- レコードサイズ
- 1回の収集で各レコードに格納されるパフォーマンスデータの容量を示します。
- フィールド
- 各レコードのフィールドについて表で説明します。表の各項目について次に説明します。
- PFM - View名(PFM - Manager名)
- PFM - View名
PFM - Web Consoleで表示されるフィールド名(PFM - View名)を示します。
- PFM - Manager名
PFM - Managerで,SQLを使用してStoreデータベースに格納されているフィールドのデータを利用する場合,SQL文で記述するフィールド名(PFM - Manager名)を示します。
SQL文では,先頭に各レコードのレコードIDを付加した形式で記述します。例えば,Process Detail(PD)レコードのInterval(INTERVAL)フィールドの場合,「PD_INTERVAL」と記述します。
- 説明
- 各フィールドに格納されるパフォーマンスデータについて説明します。
- 各フィールドのパフォーマンスデータの求め方には,次の種類があります。
- 今回収集したデータと前回のインターバルで収集したデータによって求められた平均や割合を求めるもの。
- 今回収集したデータだけで求められるもの(OS内部で累積された値を含む)。
- ほかのフィールドのデータから求めるもの(各レコードのフィールドの表にある「データソース」参照)。
- 特に断り書きがない場合,データの収集間隔によって求められる値となります。
- 要約
- Agent Storeがデータを要約するときの方法(要約ルール)を示します。要約ルールについては,「(4) 要約ルール」を参照してください。
- 形式
- char型やfloat型など,各フィールドの値のデータ型を示します。データ型については,「(5) データ型一覧」を参照してください。
- デルタ
- 累積値として収集するデータに対し,変化量でデータを表すことを「デルタ」と呼びます。デルタについては,「(6) フィールドの値」を参照してください。
- データソース
- 該当するフィールドの値の計算方法または取得先を示します。フィールドの値については,「(6) フィールドの値」を参照してください。
ODBCキーフィールドには,各レコード共通のものと各レコード固有のものとがあります。ここで示すのは,各レコード共通のODBCキーフィールドです。PFM - Managerで,SQLを使用してStoreデータベースに格納されているレコードのデータを利用する場合,ODBCキーフィールドが必要です。
各レコード共通のODBCキーフィールド一覧を次の表に示します。各レコード固有のODBCキーフィールドについては,各レコードの説明を参照してください。
表H-2 各レコード共通のODBCキーフィールド一覧
ODBCキーフィールド ODBCフォーマット データ 説明 レコードID_DATE SQL_INTEGER 内部 レコードが生成された日付を表すレコードのキー。 レコードID_DATETIME SQL_INTEGER 内部 レコードID_DATEフィールドとレコードID_TIMEフィールドの組み合わせ。 レコードID_DEVICEID SQL_VARCHAR 内部 ヘルスチェックエージェントが動作しているホスト名。 レコードID_DRAWER_TYPE SQL_VARCHAR 内部 区分。有効な値を次に示す。
m:分
H:時
D:日
W:週
M:月
Y:年レコードID_PROD_INST SQL_VARCHAR 内部 ヘルスチェックエージェントのインスタンス名。 レコードID_PRODID SQL_VARCHAR 内部 ヘルスチェックエージェントのプロダクトID。 レコードID_RECORD_TYPE SQL_VARCHAR 内部 レコードタイプを表す識別子(4バイト)。 レコードID_TIME SQL_INTEGER 内部 レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。
(4) 要約ルール
PIレコードタイプのレコードでは,Collection Intervalに設定された間隔で収集されるデータと,あらかじめ定義されたルールに基づき一定の期間(分,時,日,週,月,または年単位)ごとに要約されたデータが,Storeデータベースに格納されます。要約の種類はフィールドごとに定義されています。この定義を「要約ルール」と呼びます。
要約ルールによっては,要約期間中の中間データを保持する必要のあるものがあります。この場合,中間データを保持するためのフィールドがStoreデータベース内のレコードに追加されます。このフィールドを「追加フィールド」と呼びます。追加フィールドの一部は,PFM - Web Consoleでレコードのフィールドとして表示されます。PFM - Web Consoleに表示される追加フィールドは,履歴レポートに表示するフィールドとして使用できます。
なお,要約によって追加される「追加フィールド」と区別するために,ここでは,この節の各レコードの説明に記載されているフィールドを「固有フィールド」と呼びます。
追加フィールドのフィールド名は次のようになります。
- Storeデータベースに格納される追加フィールド名
固有フィールドのPFM - Manager名にサフィックスが付加されたフィールド名になります。
- PFM - Web Consoleで表示される追加フィールド名
固有フィールドのPFM - View名にサフィックスが付加されたフィールド名になります。
PFM - Manager名に付加されるサフィックスと,それに対応するPFM - View名に付加されるサフィックス,およびフィールドに格納されるデータを次の表に示します。
表H-3 追加フィールドのサフィックス一覧
PFM - Manager名 PFM - View名 格納データ _TOTAL (Total) 要約期間内のレコードのフィールドの値の総和 _COUNT − 要約期間内の収集レコード数 _HI (Max) 要約期間内のレコードのフィールド値の最大値 _LO (Min) 要約期間内のレコードのフィールド値の最小値
- (凡例)
- −:追加フィールドがないことを示します。
要約ルールの一覧を次の表に示します。
表H-4 要約ルール一覧
要約ルール名 要約ルール COPY 要約期間内の最新のレコードのフィールド値がそのまま格納される。 AVG 要約期間内のフィールド値の平均値が格納される。
次に計算式を示す。
(フィールド値の総和)/(収集レコード数)
- 追加フィールド(Storeデータベース)
- _TOTAL
- _COUNT
- 追加フィールド(PFM - Web Console)※
- (Total)
ADD 要約期間内のフィールド値の総和が格納される。 LO 要約期間内のフィールド値の最小値が格納される。 HILO 要約期間内のデータの最大値,最小値,および平均値が格納される。
固有フィールドには平均値が格納される。
次に計算式を示す。
(フィールド値の総和)/(収集レコード数)
- 追加フィールド(Storeデータベース)
- _HI
- _LO
- _TOTAL
- _COUNT
- 追加フィールド(PFM - Web Console)※
- (Max)
- (Min)
- (Total)
− 要約されないことを示す。
- 注※
- PFM - Manager名に「PCT」が含まれるフィールドは,PFM - Web Consoleに追加される(Total)フィールドを履歴レポートで利用できません。
各フィールドの値のデータ型と,対応するCおよびC++のデータ型の一覧を次の表に示します。この表で示す「データ型」の「フィールド」の値は,各レコードのフィールドの表にある「形式」の列に示されています。
表H-5 データ型一覧
データ型 サイズ
(バイト)説明 フィールド CおよびC++ char n char( ) n nバイトの長さを持つ文字データ。 float float 4 数値(3.4E±38(7けた))。 long long 4 数値(-2,147,483,648〜2,147,483,647)。 short short 2 数値(-32,768〜32,767)。 string(n) char[ ] ( )内の数 nバイトの長さを持つ文字列。最後の文字は,「null」。 time_t unsigned long 4 数値(0〜4,294,967,295)。 ulong unsigned long 4 数値(0〜4,294,967,295)。
(6) フィールドの値
ここでは,各フィールドに格納される値について説明します。
- データソース
- 各フィールドには,Performance Managementや監視対象プログラムから取得した値や,これらの値をある計算式に基づいて計算した値が格納されます。各フィールド値の取得先または計算方法は,フィールドの表の「データソース」列で示します。
- ヘルスチェックエージェントの「データソース」列の文字列は,取得したパフォーマンスデータを加工してフィールドの値を設定している場合,そのフィールドに設定される値の計算方法を示します。なお,データソースでは,次に示す表記方法で示します。
- 「−」は,取得したパフォーマンスデータを加工してフィールドの値を設定していないことを示します。
- デルタ
- 変化量でデータを表すことを「デルタ」と呼びます。例えば,1回目に収集されたパフォーマンスデータが「3」,2回目に収集されたパフォーマンスデータが「4」とすると,変化量として「1」が格納されます。各フィールドの値がデルタ値かどうかは,フィールドの表の「デルタ」列で示します。
- リアルタイムレポートの設定で,[デルタ値で表示]がチェックされている場合,最初にデータが収集されたときから値が表示されます。ただし,前回のデータを必要とするレポートの場合,初回の値は「0」で表示されます。2回目以降のデータ収集は,収集データの値が表示されます。
- ヘルスチェックエージェントで収集されるパフォーマンスデータは,次の表のように異なります。
表H-6 ヘルスチェックエージェントで収集されるパフォーマンスデータ
レコードタイプ デルタ データ種別 [デルタ値で表示]のチェック※ レコードの値 PIレコードタイプ Yes − − − No リアルタイムデータ あり 収集時点の値が表示される。 なし 収集時点の値が表示される。 ・履歴データ
・アラームの監視データ− 収集時点の値が表示される。 PDレコードタイプ Yes − − − No リアルタイムデータ あり 収集時点の値が表示される。 なし 収集時点の値が表示される。 ・履歴データ
・アラームの監視データ− 収集時点の値が表示される。
- (凡例)
- −:該当しない
- 注※
- 次に示すPFM - Web Consoleの項目がチェックされているかどうかを示します。
- レポートウィザードの[編集 > 表示設定(リアルタイムレポート)]画面の[デルタ値で表示]
- レポートウィンドウの[Properties]タブの[表示設定(リアルタイムレポート)]の[デルタ値で表示]
- パフォーマンスデータが収集される際の注意事項を次に示します。
- ヘルスチェックエージェントで最初に格納される履歴レポートのパフォーマンスデータは,前回収集されたデータと今回収集されたデータを基に作成されます。このため,履歴レポートを収集開始してから最初にパフォーマンスデータが収集されるまでの時間は,設定した収集間隔の最大2倍の時間が掛かります。
- 各フィールドの平均および割合
- 各フィールドの平均や割合の値については,Interval時間によって秒単位の値として求められるものと,データの収集間隔によって求められるものとがあります。特に断り書きがない場合,データの収集間隔によって求められる値となります(Intervalが60秒間隔の場合,1分単位のデータとなります)。
- Intervalフィールドの値
- Intervalフィールドの値は,レコードタイプによって異なります。Intervalフィールドの値を次の表に示します。
表H-7 Intervalフィールドの値
レコードタイプ インスタンスタイプ レポートタイプ 説明 PIレコードタイプ 複数インスタンスレコード リアルタイムレポート 最初の値は「0」。以降はレポートに設定されている「更新間隔※」の値を表示する(秒単位)。 履歴レポート レポートに設定されている「更新間隔※」の値を表示する(秒単位)。
要約した場合,最後に収集した値を表示する。シングルインスタンスレコード リアルタイムレポート 最初の値は「0」。
以降はレポートに設定されている「更新間隔※」の値を表示する(秒単位)。履歴レポート レポートに設定されている「更新間隔※」の値を表示する(秒単位)。
要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。PDレコードタイプ 複数インスタンスレコード リアルタイムレポート 最初の値は「0」。
以降はレポートに設定されている「更新間隔※」の値を表示する(秒単位)。
ただし,次のレコードでは,常に「0」。
- Device Detail(PD_DEV)
- Process Detail(PD)
- Process End Detail(PD_PEND)
- Service Process Detail(PD_SVC)
履歴レポート レポートに設定されている「更新間隔※」の値を表示する(秒単位)。
ただし,次のレコードでは,常に「0」。
- Device Detail(PD_DEV)
- Process Detail(PD)
- Process End Detail(PD_PEND)
- Service Process Detail(PD_SVC)
シングルインスタンスレコード リアルタイムレポート − 履歴レポート −
- (凡例)
- −:該当しない
- 注※
- 「更新間隔」は,次の計算式で算出されます。
- Intervalフィールドの値 = Record Timeフィールドの値 - 前回取得時のRecord Timeフィールドの値
(7) Storeデータベースに記録されるときだけ追加されるフィールド
Storeデータベースに記録されるときだけ追加されるフィールドを次の表に示します。
表H-8 Storeデータベースに記録されるときだけ追加されるフィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 形式 デルタ サポートバージョン データソース Agent Host
(DEVICEID)ヘルスチェックエージェントが動作しているホスト名。 string(256) No すべて − Agent Instance
(PROD_INST)ヘルスチェックエージェントが動作しているホスト名。 string(256) No すべて − Agent Type
(PRODID)ヘルスチェックエージェントのプロダクトID。1バイトの識別子で表される。 char No すべて − Date
(DATE)レコードが作成された日。グリニッジ標準時。※1※2 char 3 No すべて − Date and Time
(DATETIME)Date(DATE)フィールドとTime(TIME)フィールドの組み合わせ。※2 char 6 No すべて − Drawer Type
(DRAWER_TYPE)PIレコードタイプのレコードの場合,データが要約される区分。PFM - Web Consoleのレポートで表示する場合とODBCドライバーを使用して表示する場合とで,区分の表示が異なる。※3 char No すべて − GMT Offset
(GMT_ADJUST)グリニッジ標準時とローカル時間の差。秒単位。 long No すべて − Time
(TIME)レコードが作成された時刻。グリニッジ標準時。※1※2 char 3 No すべて −
- (凡例)
- −:ヘルスチェック機能によってパフォーマンスデータを加工してフィールドの値を設定していないことを意味します。
- 注※1
- PIレコードタイプのレコードでは,データが要約されるため,要約される際の基準となる時刻が設定されます。レコード区分ごとの設定値を次の表に示します。
表H-9 レコード区分ごとの設定値
区分 レコード区分ごとの設定値 分 レコードが作成された時刻の0秒 時 レコードが作成された時刻の0分0秒 日 レコードが作成された日の0時0分0秒 週 レコードが作成された週の月曜日の0時0分0秒 月 レコードが作成された月の1日の0時0分0秒 年 レコードが作成された年の1月1日の0時0分0秒
- 注※2
- レポートやODBCドライバーによるデータ表示を行った場合,DateフィールドはYYYYMMDD形式で,Date and TimeフィールドはYYYYMMDD hh:mm:ss形式で,Timeフィールドはhh:mm:ss形式で表示されます。
- 注※3
- PFM - Web Consoleのレポートで表示する場合とODBCドライバーを使用して表示する場合の違いを次の表に示します。
表H-10 表示方法によるデータ要約区分の違い
区分 PFM - Web Console ODBCドライバー 分 Minute m 時 Hour H 日 Day D 週 Week W 月 Month M 年 Year Y
(8) Storeデータベースに格納されているデータをエクスポートすると出力されるフィールド
jpctool db dumpコマンドで,Storeデータベースに格納されているデータをエクスポートすると,次に示すフィールドが出力されます。これらのフィールドも,Storeデータベースに記録されるとき追加されるフィールドですが,PFM - Web Consoleでは表示されないため,レポートに表示するフィールドとして使用できません。これらのフィールドは,ヘルスチェックエージェントが内部で使用するフィールドなので,運用では使用しないでください。
- レコードID_DATE_F
- レコードID_DEVICEID_F
- レコードID_DRAWER_TYPE_F
- レコードID_DRAWER_COUNT
- レコードID_DRAWER_COUNT_F
- レコードID_INST_SEQ
- レコードID_PRODID_F
- レコードID_PROD_INST_F
- レコードID_RECORD_TYPE
- レコードID_RECORD_TYPE_F
- レコードID_SEVERITY
- レコードID_SEVERITY_F
- レコードID_TIME_F
- レコードID_UOWID
- レコードID_UOWID_F
- レコードID_UOW_INST
- レコードID_UOW_INST_F
(9) Health Check Detail(PD_HC)
- 機能
- PFM - AgentまたはPFM - RMの稼働状態を示すデータや,PFM - AgentまたはPFM - RMが稼働するホストの稼働状態を示すデータが格納されます。このレコードは複数インスタンスレコードです。このレコードは次のような場合に利用できます。
- エージェントの稼働状態変化に対するアラーム,アクションを設定する。
エージェント単位での状態変化をJP1/IMなどの統合管理製品で監視できます。
- サービス稼働状態監視モードで監視結果レポートを確認する。
エージェントおよびエージェントを構成するサービスの状態,状態の更新日時など,サービス稼働状態監視モードで収集した詳細な情報が確認できます。
- デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Log No 可 Collection Interval※ 300 可 Collection Offset 0 可 LOGIF 空白 可
- 注※
- ここで指定した値がヘルスチェック機能のポーリング周期となります。
- ODBCキーフィールド
- PD_HC_AGENT
- ライフタイム
- エージェントの初回の起動からアンセットアップまたはアンインストールまで。
- レコードサイズ
- 固定部:716バイト
- 可変部:1,023バイト
- フィールド
- 共通フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「HC」。 − char 8 No − Record Time
(RECORD_TIME)レコードが作成された時刻。 − time_t No − Interval
(INTERVAL)レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 − ulong No − Monitoring Level by Num
(MONITORING_LEVEL_NUM)ヘルスチェック機能の監視レベル(数値)。予約フィールドのため使用できません。 − short No − Monitoring Level
(MONITORING_LEVEL)ヘルスチェック機能の監視レベル(文字列)。値は次のとおり。
- Host:ホスト稼働状態監視
- Service:サービス稼働状態監視
− string(33) No −
- エージェントの稼働状態判定フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Agent
(AGENT)監視対象エージェントのサービスID。 − string(259) No − Host
(HOST)監視対象エージェントが稼働するホスト名。 − string(256) No − Agent Category by Num
(AGENT_CATEGORY_NUM)監視対象エージェントの種別(数値)。予約フィールドのため使用できません。 − short No − Agent Category
(AGENT_CATEGORY)監視対象エージェントの種別。値は次のとおり。
- Agent:PFM - Agent
- Remote Monitor:PFM - RM
- Remote Agent:リモートエージェント
− string(33) No − Polling Date and Time
(POLLING_DATETIME)監視対象エージェントに対してポーリングを行った日時。 − time_t No − Agent Op Status by Num
(AGENT_STATE_NUM)監視対象エージェントのステータス(数値)。値は次のとおり。※
- 0:非対応
- 4:動作中
- 8:縮退稼働
- 12:サービス停止
- 16:状態不明
- 24:ホスト停止
− short No − Agent Op Status
(AGENT_STATE)監視対象エージェントのステータス(文字列)。値は次のとおり。※
- Not Supported:非対応
- Running:動作中
- Incomplete:縮退稼働
- Stopped:サービス停止
- Unconfirmed:状態不明
- Host Not Available:ホスト停止
− string(33) No − Agent Op Status Change
(AGENT_STATE_CHANGE)監視対象エージェントのステータスが,前回のポーリング時と比較して変化したかを表すフラグ。値は次のとおり。
- 0:変化なし
- 1:変化あり
− short No −
- 注※
- 表示されるエージェントのステータスは,ヘルスチェックエージェントの監視レベルによって異なります。ステータスの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- ホストの稼働状態判定フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Host Op Status by Num
(HOST_STATE_NUM)監視対象エージェントが稼働するホストのステータス(数値)。予約フィールドのため使用できません。 − short No − Host Op Status
(HOST_STATE)監視対象エージェントが稼働するホストのステータス(文字列)。値は次のとおり。
通常のエージェントの場合
リモートエージェントの場合
- Success:通信成功
- Failure:エラー詳細:通信失敗。エラーの詳細情報は次のとおり。
・Remote Host Unavailable :対象ホストが応答しない
・Connection Unavailable:対象ホストとコネクションが確立できない
・Socket Failure:ソケットの操作でエラーが発生した
・Unknown:状態不明
- Success:通信成功
- Failure:通信失敗
- Unknown:状態不明
− string(33) No −
- サービスの稼働状態判定フィールド(Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorサービス)
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Collector Inclusion in Agent
(COLLECTOR_INCL_AGENT)Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorをエージェントのステータス評価に含めるかを表すフラグ。ホストの稼働状態を監視する場合は0,サービスの稼働状態を監視する場合は1が設定されます。
- 0:含めない
- 1:含める
− short No − Collector Op Status by Num
(COLLECTOR_STATE_NUM)Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorのサービス稼働状態(数値)。予約フィールドのため使用できません。 − short No − Collector Op Status
(COLLECTOR_STATE)Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorのサービス稼働状態(文字列)。値は次のとおり。
- Start Pending:起動処理中
- Active:起動中
- Standalone Active:起動中(スタンドアロンモード)
- Busy:リクエスト処理中
- Standalone Busy:リクエスト処理中(スタンドアロンモード)
- Too Long Busy:長時間リクエスト処理中※1
- Standalone Too Long Busy:長時間リクエスト処理中(スタンドアロンモード)※1
- Stop Pending:停止処理中
- Inactive:停止中
- Unknown:不明※2
− string(33) No − Collector Op Status Last-Updated
(COLLECTOR_STATE_LAST_UPDATE)Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorのサービス稼働状態更新日時。 − time_t No − Collector Op Status Cont-Period
(COLLECTOR_STATE_CONT_PERIOD)Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorのサービス稼働状態継続時間(秒単位)。※3 − time_t No − Collector Op Status Change
(COLLECTOR_STATE_CHANGE)Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorのサービス稼働状態継続が,前回のポーリング時と比較して変化したかを表すフラグ。値は次のとおり。
- 0:変化なし
- 1:変化あり
− short No −
- 注※1
- ヘルスチェックエージェントのプロパティでBusy as InactiveをYesに設定した場合に,Time to Busy as Inactiveで設定した時間以上BusyまたはStandalone Busyの状態が続いているときに設定されます。この場合,このサービスは停止しているものとして対象エージェントの稼働状態を判定します。
- 注※2
- ホスト稼働状態監視の場合,またはサービス稼働状態監視で次の場合に設定されます。
- ・サービスを監視対象に含めていない場合。
- ・対象ホストまたは対象ホスト上のStatus Serverが停止している場合。
- ・サービスがステータス管理機能に対応していない場合。
- ・サービスはステータス管理機能に対応しているが,サービスが異常終了したなどの理由により,ステータス管理機能でサービスの状態を正しく認識できない場合。この場合,このサービスは停止しているものとして対象エージェントの稼働状態を判定します。サービスの状態を正しく認識させるには,該当サービスの再起動が必要です。
- 注※3
- サービス稼働状態継続時間は,ポーリングを行った時刻(Polling Date and Time)と,サービスが現在の稼働状態に遷移した時刻(Collector Op Status Last-Updated,Store Op Status Last-UpdatedまたはAH Op Status Last-Updated)の差分として計算されます。そのため,Performance Managementを運用する各ホストで時刻が一致している必要があります。
- サービスの稼働状態判定フィールド(Agent StoreおよびRemote Monitor Storeサービス)
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Store Inclusion in Agent
(STORE_INCL_AGENT)Agent StoreおよびRemote Monitor Storeをエージェントのステータス評価に含めるかを表すフラグ。ホストの稼働状態を監視する場合は0,サービスの稼働状態を監視する場合は1が設定されます。
- 0:含めない
- 1:含める
− short No − Store Op Status by Num
(STORE_STATE_NUM)Agent StoreおよびRemote Monitor Storeのサービス稼働状態(数値)。
予約フィールドのため使用できません。− short No − Store Op Status
(STORE_STATE)Agent StoreおよびRemote Monitor Storeのサービス稼働状態(文字列)。値は次のとおり。
- Start Pending:起動処理中
- Active:起動中
- Standalone Active:起動中(スタンドアロンモード)
- Busy:リクエスト処理中
- Standalone Too Long Busy:リクエスト処理中(スタンドアロンモード)
- Too Long Busy:長時間リクエスト処理中※1
- Standalone Too Long Busy:長時間リクエスト処理中(スタンドアロンモード)※1
- Stop Pending:停止処理中
- Inactive:停止中
- Unknown:不明※2
− string(33) No − Store Op Status Last-Updated
(STORE_STATE_LAST_UPDATE)Agent StoreおよびRemote Monitor Storeのサービス稼働状態更新日時。 − time_t No − Store Op Status Cont-Period
(STORE_STATE_CONT_PERIOD)Agent StoreおよびRemote Monitor Storeのサービス稼働状態継続時間(秒単位)。※3 − time_t No − Store Op Status Change
(STORE_STATE_CHANGE)Agent StoreおよびRemote Monitor Storeのサービス稼働状態継続が,前回のポーリング時と比較して変化したかを表すフラグ。値は次のとおり。
- 0:変化なし
- 1:変化あり
− short No −
- 注※1
- ヘルスチェックエージェントのプロパティでBusy as InactiveをYesに設定した場合に,Time to Busy as Inactiveで設定した時間以上BusyまたはStandalone Busyの状態が続いているときに設定されます。この場合,このサービスは停止しているものとして対象エージェントの稼働状態を判定します。
- 注※2
- ホスト稼働状態監視の場合,またはサービス稼働状態監視で次の場合に設定されます。
- ・サービスを監視対象に含めていない場合。
- ・対象ホストまたは対象ホスト上のStatus Serverが停止している場合。
- ・サービスがステータス管理機能に対応していない場合。
- ・サービスはステータス管理機能に対応しているが,サービスが異常終了したなどの理由により,ステータス管理機能でサービスの状態を正しく認識できない場合。この場合,このサービスは停止しているものとして対象エージェントの稼働状態を判定します。サービスの状態を正しく認識させるには,該当サービスの再起動が必要です。
- 注※3
- サービス稼働状態継続時間は,ポーリングを行った時刻(Polling Date and Time)と,サービスが現在の稼働状態に遷移した時刻(Collector Op Status Last-Updated,Store Op Status Last-UpdatedまたはAH Op Status Last-Updated)の差分として計算されます。そのため,Performance Managementを運用する各ホストで時刻が一致している必要があります。
- サービスの稼働状態判定フィールド(Action Handlerサービス)
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース AH Inclusion in Agent
(AH_INCL_AGENT)Action Handlerをエージェントのステータス評価に含めるかを表すフラグ。
- 0:含めない
- 1:含める
− short No − AH Op Status by Num
(AH_STATE_NUM)Action Handlerのサービス稼働状態(数値)。予約フィールドのため使用できません。 − short No − AH Op Status
(AH_STATE)Action Handlerのサービス稼働状態(文字列)。値は次のとおり。
- Start Pending:起動処理中
- Active:起動中
- Standalone Active:起動中(スタンドアロンモード)
- Busy:リクエスト処理中
- Standalone Busy:リクエスト処理中(スタンドアロンモード)
- Too Long Busy:長時間リクエスト処理中:※1
- Standalone Too Long Busy:長時間リクエスト処理中(スタンドアロンモード)※1
- Stop Pending:停止処理中
- Inactive:停止中
- Unknown:不明※2
− string(33) No − AH Op Status Last-Updated
(AH_STATE_LAST_UPDATE)Action Handlerのサービス稼働状態更新日時。 − time_t No − AH Op Status Cont-Period
(AH_STATE_CONT_PERIOD)Action Handlerのサービス稼働状態継続時間(秒単位)。※3 − time_t No − AH Op Status Change
(AH_STATE_CHANGE)Action Handlerのサービス稼働状態が,前回のポーリング時と比較して変化したかを表すフラグ。値は次のとおり。
- 0:変化なし
- 1:変化あり
− short No −
- 注※1
- ヘルスチェックエージェントのプロパティでBusy as InactiveをYesに設定した場合に,Time to Busy as Inactiveで設定した時間以上BusyまたはStandalone Busyの状態が続いているときに設定されます。この場合,このサービスは停止しているものとして対象エージェントの稼働状態を判定します。
- 注※2
- ホスト稼働状態監視の場合,またはサービス稼働状態監視で次の場合に設定されます。
- ・サービスを監視対象に含めていない場合。
- ・対象ホストまたは対象ホスト上のStatus Serverが停止している場合。
- ・サービスがステータス管理機能に対応していない場合。
- ・サービスはステータス管理機能に対応しているが,サービスが異常終了したなどの理由により,ステータス管理機能でサービスの状態を正しく認識できない場合。この場合,このサービスは停止しているものとして対象エージェントの稼働状態を判定します。サービスの状態を正しく認識させるには,該当サービスの再起動が必要です。
- 注※3
- サービス稼働状態継続時間は,ポーリングを行った時刻(Polling Date and Time)と,サービスが現在の稼働状態に遷移した時刻(Collector Op Status Last-Updated,Store Op Status Last-UpdatedまたはAH Op Status Last-Updated)の差分として計算されます。そのため,Performance Managementを運用する各ホストで時刻が一致している必要があります。
- メッセージテキストフィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Message Text
(MESSAGE_TEXT)監視対象エージェントの稼働状態に関する詳細情報。 − string(256) No −
- メッセージテキスト
- メッセージテキストフィールドには,メッセージが次のように表示されます。
- ホスト稼働状態監視のとき,サービス稼働状態監視でエージェントの稼働状態が「非対応」「状態不明」「ホスト停止」のとき
- HC: <HC_AGT>
- サービス稼働状態監視でエージェントの稼働状態が「動作中」「縮退稼働」「サービス停止」のとき
- HC: <HC_AGT> (Collector: <HC_AC>, Store: <HC_AS>[, Action Handler: <HC_AH>])
- (凡例)
- <HC_AGT>:エージェント稼働状態
- <HC_AC>:Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorのサービス稼働状態
- <HC_AS>:Agent StoreおよびRemote Monitor Storeのサービス稼働状態
- <HC_AH>:Action Handlerのサービス稼働状態
- メッセージの出力例
- PD_HCレコードのMessage Textフィールドに出力されるメッセージの例を次に示します。
- HC:Not Supported
- HC:Running (Collector: Active, Store: Active)
- HC:Incomplete (Collector: Active, Store: Inactive, Action Handler: Active)
- HC:Stopped (Collector: Inactive, Store: Inactive)
- HC:Host Not Available
(10) Host Availability(PI_HAVL)
- 機能
- システムを構成しているホストの稼働実績,稼働率が格納されます。このレコードは複数インスタンスレコードです。このレコードは次のような場合に利用できます。
- タイムスケールでのホストの稼働率を確認する。
ホスト単位での稼働実績を確認できます。
- なお,リモートエージェントだけで監視しているホストの稼働状態が「Unknown(状態不明)」の場合,そのホストのデータは格納されません。
- デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Log No 可 Sync Collection With Detail Records,HC 不可 LOGIF 空白 可
- ODBCキーフィールド
- PI_HAVL_HOST
- ライフタイム
- エージェントの初回の起動からアンセットアップまたはアンインストールまで。
- レコードサイズ
- 固定部:681バイト
- 可変部:292バイト
- フィールド
- 共通フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。 COPY char 8 No − Record Time
(RECORD_TIME)レコードが作成された時刻。 COPY time_t No − Interval
(INTERVAL)レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 COPY ulong No −
- 固有フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Host
(HOST)ホスト名。 COPY string(256) No − Availability
(AVAILABILITY)稼働率(%)。
(稼働:100%/停止:0%)AVG float No − Total Available Time
(TOTAL_AVAILABLE_TIME)稼働時間(秒)。
(稼働:Interval/停止:0)ADD ulong No − Total Not Available Time
(TOTAL_NOTAVAILABLE_TIME)停止時間(秒)。
(稼働:0/停止:Interval)ADD ulong No − Total Monitoring Time
(TOTAL_MONITORING_TIME)監視時間(秒)。
常にInterval。ADD ulong No − Summary Start Date and Time
(SUMMARY_START_DATETIME)要約期間での初回格納時刻。
格納時は常にRecord Time。LO time_t No − Summary End Date and Time
(SUMMARY_END_DATETIME)要約期間での最終格納時刻。
格納時は常にRecord Time。COPY time_t No −
- 機能
- ヘルスチェック結果をホスト単位で集計した情報が格納されます。このレコードはホスト名をキーとする複数インスタンスレコードです。このレコードは次のような場合に利用できます。
- ホストの状態変化に対するアラーム,アクションを設定する。
ホスト単位での状態変化を,JP1/IMなどの統合管理製品で監視できます。
- デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Log No 可 Sync Collection With Detail Records,HC 不可 LOGIF 空白 可
- ODBCキーフィールド
- PD_HOST_HOST
- ライフタイム
- エージェントの初回の起動からアンセットアップまたはアンインストールまで。
- レコードサイズ
- 固定部:716バイト
- 可変部:325バイト
- フィールド
- 共通フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。 − char 8 No − Record Time
(RECORD_TIME)レコードが作成された時刻。 − time_t No − Interval
(INTERVAL)レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 − ulong No − Monitoring Level by Num
(MONITORING_LEVEL_NUM)ヘルスチェック機能の監視レベル(数値)。予約フィールドのため使用できません。 − short No − Monitoring Level
(MONITORING_LEVEL)ヘルスチェック機能の監視レベル(文字列)。値は次のとおり。
- Host:ホスト稼働状態監視
- Service:サービス稼働状態監視
− string(33) No −
- 固有フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Host
(HOST)ホスト名。 − string(256) No − Polling Date and Time
(POLLING_DATETIME)ポーリング日時。 − time_t No − Status
(STATE)ステータス。
(稼働:Available/停止:Not Available/状態不明:Unknown)− string(33) No − Status by Num
(STATE_NUM)ステータス。
(稼働:0/停止:1/状態不明:2)− short No − Status Change
(STATE_CHANGE)ステータス変化の有無。
(変化なし:0/変化あり:1)− short No − Num of Agents
(NUM_AGENTS)ホスト上のエージェントの総数。 − ulong No − Num of Not Supported
(NUM_NOTSUPPORTED)ホスト上の「非対応」のエージェント数。
稼働状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照のこと。− ulong No − Num of Running
(NUM_RUNNING)ホスト上の「動作中」のエージェント数。
稼働状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照のこと。− ulong No − Num of Incomplete
(NUM_INCOMPLETE)ホスト上の「縮退稼働」のエージェント数。
稼働状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照のこと。− ulong No − Num of Stopped
(NUM_STOPPED)ホスト上の「サービス停止」のエージェント数。
稼働状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照のこと。− ulong No − Num of Unconfirmed
(NUM_UNCONFIRMED)ホスト上の「状態不明」のエージェント数。
稼働状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照のこと。− ulong No − Num of Host Not Available
(NUM_HOSTNOTAVAILABLE)ホスト上の「ホスト停止」のエージェント数。
稼働状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照のこと。− ulong No −
(12) Reserved Interval(PI)
予約レコードのため使用できません。
(13) Reserved Detail(PD)
予約レコードのため使用できません。
- 機能
- システムを構成するホストの稼働状況サマリとして,稼働しているホストの数,割合などが格納されます。このレコードは単数インスタンスレコードです。このレコードは次のような場合に利用できます。
- スナップショットでのシステムの稼働状態サマリを確認する。
システムの現在の状態,およびその履歴・傾向を確認できます。
- デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Log No 可 Sync Collection With Detail Records,HC 不可 LOGIF 空白 可
- ODBCキーフィールド
- なし
- ライフタイム
- エージェントの初回の起動からアンセットアップまたはアンインストールまで。
- レコードサイズ
- 固定部:801バイト
- 可変部:0バイト
- フィールド
- 共通フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。 − char 8 No − Record Time
(RECORD_TIME)レコードが作成された時刻。 − ulong No − Interval
(INTERVAL)レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 − ulong No −
- 固有フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース % Available Hosts
(PCT_AVAILABLE_HOSTS)ホスト稼働率(%)。
(稼働ホスト数/全体のホスト数)HILO float No − Num of Available Hosts
(NUM_AVAILABLE_HOSTS)稼働ホスト数。 HILO ulong No − Num of Not Available Hosts
(NUM_NOTAVAILABLE_HOSTS)停止ホスト数。 HILO ulong No − Num of Unknown Hosts
(NUM_UNKNOWN_HOSTS)状態不明ホスト数。 HILO ulong No − Num of Hosts
(NUM_HOSTS)全体のホスト数。 HILO ulong No −
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2012, Hitachi, Ltd.
(C)opyright 2000-2009, by Object Refinery Limited and Contributors.