JP1/Performance Management 設計・構築ガイド
- <この項の構成>
- (1) Master Storeサービスの場合
- (2) PFM - AgentまたはPFM - RMの場合
(1) Master Storeサービスの場合
PFM - ManagerのMaster StoreサービスのStoreデータベースに対してjpctool db backupコマンドおよびjpctool db dumpコマンドを実行する場合に必要となるディスク占有量を,OSごとに示します。
(a) Windowsの場合
表C-10 Master StoreサービスのStoreデータベースでの作業に必要なディスク占有量(Windowsの場合)
作業 ディスク占有量の見積もり式(単位:メガバイト) Storeデータベースのバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b)
- (凡例)
- a:接続するPFM - AgentまたはPFM - RM数(インスタンスを起動している場合は,インスタンス数も加える)
- b:PAレコードの保存数(初期状態は1,000)※
- 注※
- a*b*0.015 < 2000(メガバイト)を満たす値をbに設定してください。
なお,デフォルトでは次に示すディスク領域を使用します。
作業 使用ディスク領域(デフォルトの場合) 物理ホスト運用時 論理ホスト運用時 Storeデータベースのバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) インストール先フォルダ\jp1pc\mgr\store\backup\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\mgr\store\backup\配下 Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) インストール先フォルダ\jp1pc\mgr\store\dump\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\mgr\store\dump\配下 (b) UNIXの場合
表C-11 Master StoreサービスのStoreデータベースでの作業に必要なディスク占有量(UNIXの場合)
作業 ディスク占有量の見積もり式(単位:メガバイト) HP-UX Solaris AIX Linux Storeデータベースのバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b) 2*(1+0.1*a+0.015*a*b)
- (凡例)
- a:接続するPFM - AgentまたはPFM - RM数(インスタンスを起動している場合は,インスタンス数も加える)
- b:PAレコードの保存数(初期状態は1,000)※
- 注※
- a*b*0.015 < 2000(メガバイト)を満たす値をbに設定してください。
なお,デフォルトでは次に示すディスク領域を使用します。
作業 使用ディスク領域(デフォルトの場合) 物理ホスト運用時 論理ホスト運用時 Storeデータベースのバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) /opt/jp1pc/mgr/store/backup/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/mgr/store/backup/配下 Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) /opt/jp1pc/mgr/store/dump/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/mgr/store/dump/配下
(2) PFM - AgentまたはPFM - RMの場合
PFM - AgentまたはPFM - RMのStoreデータベースに対してjpctool db backupコマンドおよびjpctool db dumpコマンドを実行する場合に必要となるディスク占有量を,Storeバージョンごとに示します。
(a) Storeバージョン2.0の場合
表C-12 PFM - AgentまたはPFM - RMのStoreデータベースでの作業に必要なディスク占有量(Storeバージョン2.0の場合)
作業 ディスク占有量の見積もり式(単位:メガバイト) Storeデータベースのフルバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) S Storeデータベースの部分バックアップ(jpctool db backupコマンドに-partialオプションを付けて実行) Sのうち,-partialオプションでバックアップ対象に指定した期間およびレコード範囲分 Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) Sのうち,エクスポート対象に指定した期間およびレコード範囲分
- (凡例)
- S:PFM - AgentまたはPFM - RMのStoreデータベースで使用するディスク占有量※
- 注※
- 変数Sの値の算出方法については,「付録C.4 PFM - Agent 08-00以降をStoreデータベース(Storeバージョン2.0)で使用する場合のディスク占有量」を参照してください。
なお,デフォルトでは次に示すディスク領域を使用します。ここではOSごとに表に示します。
表C-13 デフォルトの使用ディスク領域(Windowsの場合)
作業 エージェントの種類 使用ディスク領域(デフォルトの場合)※ 物理ホスト運用時 論理ホスト運用時 Storeデータベースのフルバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) シングルインスタンスエージェント インストール先フォルダ\jp1pc\agtX\store\backup\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\agtX\store\backup\配下 マルチインスタンスエージェント インストール先フォルダ\jp1pc\agtX\store\インスタンス名\backup\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\agtX\store\インスタンス名\backup\配下 Storeデータベースの部分バックアップ(jpctool db backupコマンドに-partialオプションを付けて実行) シングルインスタンスエージェント インストール先フォルダ\jp1pc\agtX\store\partial\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\agtX\store\partial\配下 マルチインスタンスエージェント インストール先フォルダ\jp1pc\agtX\store\インスタンス名\partial\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\agtX\store\インスタンス名\partial\配下 Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) シングルインスタンスエージェント インストール先フォルダ\jp1pc\agtX\store\dump\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\agtX\store\dump\配下 マルチインスタンスエージェント インストール先フォルダ\jp1pc\agtX\store\インスタンス名\dump\配下 環境ディレクトリ\jp1pc\agtX\store\インスタンス名\dump\配下
- 注※
- 「agtX」のXは,各PFM - AgentまたはPFM - RMのプロダクトIDを示します。
表C-14 デフォルトの使用ディスク領域(UNIXの場合)
作業 エージェントの種類 使用ディスク領域(デフォルトの場合)※ 物理ホスト運用時 論理ホスト運用時 Storeデータベースのフルバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) シングルインスタンスエージェント /opt/jp1pc/agtX/store/backup/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/agtX/store/backup/配下 マルチインスタンスエージェント /opt/jp1pc/agtX/store/インスタンス名/backup/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/agtX/store/インスタンス名/backup/配下 Storeデータベースの部分バックアップ(jpctool db backupコマンドに-partialオプションを付けて実行) シングルインスタンスエージェント /opt/jp1pc/agtX/store/backup/partial/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/agtX/store/backup/partial/配下 マルチインスタンスエージェント /opt/jp1pc/agtX/store/インスタンス名/backup/partial/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/agtX/store/インスタンス名/backup/partial/配下 Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) シングルインスタンスエージェント /opt/jp1pc/agtX/store/backup/dump/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/agtX/store/backup/dump/配下 マルチインスタンスエージェント /opt/jp1pc/agtX/store/インスタンス名/backup/dump/配下 環境ディレクトリ/jp1pc/agtX/store/インスタンス名/backup/dump/配下
- 注※
- 「agtX」のXは,各PFM - AgentまたはPFM - RMのプロダクトIDを示します。
(b) Storeバージョン1.0の場合
表C-15 PFM - AgentまたはPFM - RMのStoreデータベースでの作業に必要なディスク占有量(Storeバージョン1.0の場合)
作業 ディスク占有量の見積もり式(単位:メガバイト) Storeデータベースのバックアップ(jpctool db backupコマンドの実行) 2*S Storeデータベースのエクスポート(jpctool db dumpコマンドの実行) 2*S
- (凡例)
- S:PFM - AgentまたはPFM - RMのStoreデータベースで使用するディスク占有量※
- 注※
- 変数Sの値の算出方法については,「付録C.2(2) Storeデータベースのディスク占有量(ヘルスチェックエージェント)」を参照してください。
なお,デフォルトで使用するディスク領域については,表C-13(Windowsの場合)または表C-14(UNIXの場合)を参照してください。
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