JP1/Performance Management 設計・構築ガイド
次のような場合,jpctool service listコマンドで表示されるサービス情報を削除する必要があります。
- PFM - AgentまたはPFM - RMをアンインストールしたとき
- 接続先のPFM - Managerを変更したとき
- 運用開始後に,次のどれかのホスト名を変更したとき
- PFM - Manager
- PFM - AgentまたはPFM - RM
- PFM - Base
サービス情報を削除するにはjpctool service deleteコマンドを使用します。PFM - AgentホストのLANケーブルが接続されていないなどの物理的な理由で通信できない場合は,サービス情報を削除できません。この場合,-forceオプションを指定して実行することで,強制的にサービス情報を削除できます。なお,アラームテーブルがバインドされているPFM - AgentまたはPFM - RMのサービス情報を削除する場合は,バインドされているアラームテーブルを削除前にすべてアンバインドしてください。
サービス情報を削除する手順を次に示します。
- PFM - Managerがインストールされているホストにログインする。
- jpctool service deleteコマンドを,情報を削除したいサービスのサービスIDを指定して実行する。
例えば,ホストhost02上にあるPFM - Agent for OracleのAgent Storeサービスの情報を削除する場合は,次のように指定します。
jpctool service delete -id "OS*" -host host02- jpctool service syncコマンドを実行する。
jpctool service syncコマンドで同期したサービス情報は,PFM - Web Consoleの画面でエージェント階層を再表示すると,画面に反映されます。
- 注意 PFM - RMのリモートエージェントをアンセットアップした場合の注意事項
- PFM - RMのリモートエージェントをアンセットアップした場合(jpcconf target unsetupコマンド実行後)は,自動的にサービス情報が削除されるため,jpctool service deleteコマンドの実行は不要です。
- ただし,アンセットアップ後にPFM - Web Consoleに情報を反映するためには,jpctool service syncコマンドの実行が必要です。
- サービス情報は,次のタイミングで削除されます。
- PFM - Managerおよび削除対象のPFM - RMのサービスが起動しているとき
jpcconf target unsetupコマンドを実行すると,PFM - RMからPFM - Managerにサービス情報の削除要求が行われ,PFM - Managerでサービス情報が削除されます。
- PFM - Managerまたは削除対象のPFM - RMのサービスが停止しているとき
jpcconf target unsetupコマンドを実行後に,PFM - RMのサービスが起動してPFM - Managerに接続されたタイミングで,PFM - Managerでサービス情報が削除されます。
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