-outfileパラメタ

意味: 出力ファイル情報を指定します。

形式

-outfile [ fileorg=organization-type ]
         [ file=file-name [△file-name … ] ]
         [ reclen=record-length ]
         [ minlen=minimum-record-length ]
         [ recsepa=record-separator-type]
         [ ｛ cellsepa=｛TAB｜'cell-separator'｝
            ｜cellsepa=｛TAB｜'cell-separator-in_1'｝
                     △｛TAB｜'cell-separator-out_1'｝
                    [△｛TAB｜'cell-separator-in_2'｝
                     △｛TAB｜'cell-separator-out_2'｝ …]｝]
         [ cellnum=｛ADJUST｜cell-number｝]
         [ quottype=option-code]
         [ padding=｛X｜Z｜C'padding-character'｜X'hex-digit'｝]
         [ ｛ reorg=reorganization-format
                 [△reorganization-format … ]
            ｜csvreorg=csv-reorganization-format
                    [△csv-reorganization-format … ]｝]
         [ ｛ ｛include｜omit｝=condition-expression
            ｜｛csvinclude｜csvomit｝=csv-condition-expression｝]

（凡例）: △：半角スペース（空白）を示します。

複数ファイル出力機能

出力ファイル別に，出力レコードの選択や，レコード編集ができます。この場合，出力ファイル対応に，-outfileパラメタを指定します。

このパラメタは最大64個指定できます。また，-outfileパラメタ1個につき，最大4個ファイル名を指定することができます。

処理終了時に出力する完了メッセージは，-outfileパラメタを指定した数だけ出力されます。

次に示す例では，-outfileパラメタを二つ指定して，2種類の出力先を定義しています。

【exsortパラメタファイル例】
-outfile　　　　　　　　　　　　　　　　　　…1.
file=OK_FILE
include=z+10-3 >= N'80'
-outfile　　　　　　　　　　　　　　　　　　…2.
file=NG_FILE
omit=z+10-3 >= N'80'

1.：出力先ファイル名　「OK_FILE」: 10バイト目から3バイト（外部10進）が80以上のレコードを出力します（条件式に該当するレコードを出力します）。

2.：出力先ファイル名　「NG_FILE」: 10バイト目から3バイト（外部10進）が80未満のレコードを出力します（条件式に該当しないレコードを出力します）。

＜この節の構成＞: 5.10.1　fileorgオペランド; 5.10.2　fileオペランド; 5.10.3　reclenオペランド; 5.10.4　minlenオペランド; 5.10.5　recsepaオペランド; 5.10.6　cellsepaオペランド; 5.10.7　cellnumオペランド; 5.10.8　quottypeオペランド; 5.10.9　paddingオペランド; 5.10.10　reorgオペランド; 5.10.11　csvreorgオペランド; 5.10.12　｛include｜omit｝オペランド; 5.10.13　｛csvinclude｜csvomit｝オペランド

5.10 -outfileパラメタ

5.10　-outfileパラメタ